「出来が良いのに、なんだかあまり評価されてないな~...」
というアニメをランキングにしてみました。
一通り色々なジャンルを集めてみましたが、
他にもいっぱいあるので、また今度ランキングにしますね。
「おいおい、それは結構評価されてるよ」って作品もあると思いますが、
温かい目で見てくださいませ。
うしととら
主人公の少年「蒼月潮(通称:うしお)」が妖怪「とら」と共に、妖怪退治の槍「獣の槍」を武器に、大妖怪「白面の者」と戦う姿を描く。「うしお」と「とら」の出会い、「獣の槍」と「白面の者」との戦いは全くの偶然のようであったが、物語が進むにつれて、それぞれの深い関わり、長きに渡る宿命が明らかになっていく。
少年サンデーの漫画が原作。
1992年にOVAでアニメ化されていますが、2015年に改めてTVアニメ化された異例の作品。
3クール(全39話)の長編ですが、どんどん面白くなるので、一気に観ちゃえます。
物語全体のテイストがかなり古臭いですけど、
夏目友人帳が好きな人なら観ておくべきかも??
DVD1巻売上:2,813枚
ゆゆ式
この春、女子高生になった、ゆずこ、唯(ゆい)、縁(ゆかり)の3人組はいつもいっしょの学園生活。
放課後は部員3人、パソコン2台とホワイトボード1代の「情報処理部」で、てきとうに決めた単語をググってその結果でまたおしゃべり。
なんでもない日常は、たまにイベントも発生するけど、やっぱり女の子がいちゃいちゃするだけ。でもなぜか目が離せない新世代女子高生コミュニケーション。
ゆとりかわいい学園生活は、遊びtお部活とところにより百合要素。
ノーイベント・グッドライフ!それがこの三人の”ゆゆ式
4コマが原作。
3人の女子高生が送るほのぼの系アニメです。
特にこれと言った見せ場もなく、
笑いのセンスも独特なので、
ダメは人はダメかも知れない恐れあり・・・。
とても幼いキャラクター達に感じますが、女子高生のリアルって結構こんなもの??
DVD1巻売上:2,813枚
LAST EXILE
『アナトレー』と『デュシス』の2国が戦争を行い、それを超技術組織『ギルド』が調停することで成り立っている世界プレステール。
アナトレーに住むクラウスとラヴィは自分たちの父親が残した「ヴァンシップ」と呼ばれる小型飛行艇を駆使し、空の運び屋を営みながら父親たちが超えることの出来なかったグランドストリームと呼ばれる大きな嵐をいつか越えることを夢見ていた。
そんなある日、前線で戦う空中戦艦に家族からの手紙を届ける仕事を引き受けたことから、世界を揺るがす戦いに巻き込まれて行く…。
空を舞台に描かれる戦争モノ。
2003年に公開された作品ですが、3DCGのクオリティが非常に高い。
キャラクターも魅力的で、作画が安定しています。
ラピュタなんかが好きなら楽しめると思いますが、
ストーリーの設定が少々難解なので、大人向けかな?
その後、ラストエグザイル -銀翼のファム-というリメイク作品が登場し、
こちらも良く出来ていますが、制作年代をみても初代の方がクオリティは高いかな~と。
DVD1巻売上:6,601枚
バジリスク~甲賀忍法帖~
甲賀卍谷と伊賀鍔隠れに潜む一族は、ともに服部半蔵に率いられる忍者群同士でありながら、源平の昔より数百年、互いに憎悪を抱く不倶戴天の敵同士でもあった。服部の統制下、両門争闘の禁制によりかろうじて和平を保っていた。そのような中、甲賀組の首領甲賀弾正の孫弦之介と伊賀組の頭目お幻の孫娘朧は恋仲にあり、両家の縁組がすめば長きに亘った甲賀と伊賀の確執も解けるかと思われた。
そんな事情を知ってか知らずか、慶長19年4月末両首領を駿府城に呼び出した徳川家康と半蔵(二代目)が甲賀・伊賀の忍びに与えた使命は実に戦慄すべきものであった。
それぞれ特殊な能力を持った忍たちが、伊賀と甲賀で対立して殺し合う作品。
想い人同士で殺し合いをする様がとても切ない。
敵役にも悪役にならざるを得ない過去があるので、
どのキャラも憎めない。
涙無しには観られない大人向けアニメ。
オダギリジョー主演の実写映画「SHINOBI」と同じ原作です。
DVD1巻売上:*,***
花咲くいろは
突然の夜逃げ、突然の告白、そして突然の別れ――。今までとは違う自分になりたかったという夢は、急に現実となりました。私、松前緒花の平凡な日常は1日にしてドラマチックな展開を迎えたのです。通い慣れた、それでいてあまり愛着のない街を出て、話したことや会ったこともない祖母の元で暮らすのです。大正浪漫あふれる温泉旅館・喜翆荘(きっすいそう)。そこで出会う人たち。花の芽が地上に出て新たな世界を知るように、私も、今までとはまったく違う、新しい生活を始めます。それは辛いことかもしれません。でも、めげても、くじけても、泣きじゃくっても明日は来るんです。だからこそ私は頑張りたいんです、そして輝きたいんです。太陽に導かれるよう咲く花のように。いつか大輪の花を咲かせられるように……。
可愛い絵柄ながら、複雑な人間関係を丁寧に描く、
旅館を舞台にしたお仕事系アニメ作品です。
アニメながら、まるで朝ドラのようなストーリー。
毎話絵のクオリティが高く、作画が残念な回なんてありません。
映画化もされて十分ヒットした作品ですが、
アニメファンだけじゃなく、一般的にももっと知られても良いかな~と思い選びました。
DVD1巻売上:10,544枚
輪るピンクドラム
双子の高校生・冠葉と晶馬、そして妹・陽鞠は三人で暮らしている。余命いくばくもない陽鞠を連れて、ある日水族館を訪れた兄弟たち。楽しく過ごす中、倒れた陽鞠はそのまま息絶えてしまう。霊安室で絶望する冠葉と晶馬だったが、死んだはずの陽鞠が、突如ペンギンの帽子を被り起き上がり叫んだ! 「生存戦略!」「妾はこの娘の余命を伸ばすことにした」。だが、被っていた帽子が落ちると、いつもの陽鞠に戻っているのだった――。不思議なペンギン帽子のおかげで、
陽鞠の余命は少し伸びたのだ。ペンギン帽子を被った陽鞠が再び、冠葉と晶馬に命ずる。「ピングドラムを手に入れろ!」ピングドラムとは何か。そのカギを握るのが、女子高生・苹果という人物と解り、探り始める冠葉と晶馬。ある偶然から陽鞠と苹果が仲良くなったことから、苹果が高倉家に出入りするようになり……!?
家族愛をテーマにした奥深い作品。
アニメ自体は抽象的な表現が多く、
最後まで観終えても全く意味がわからないという人も多いかも..。
伏線がたっぷりなので、考察が楽しい。
かなり個性的な作品なので好みはハッキリと分かれるかもしれないけど、
完成度はかなり高い作品です。
DVD1巻売上:5,939枚
GUNSLINGER GIRL
舞台は現代(もしくは近未来)のヨーロッパ。イタリアの公益法人「社会福祉公社」は、政府の汚い仕事を代わりに行っている。その中でも作戦2課では現在表向きは障害を抱えた子供達を引き取って福祉事業に従事させることで社会参加の機会を与える、という身障者支援事業を推進する組織という名目で、集めた子供達を「義体」と呼ばれる強力な身体能力を持つ肉体に改造し、薬物による洗脳を施した上で、政府の非合法活動に従事させていた。
また、この社会福祉公社と敵対する反政府活動組織は五共和国派(通称パダーニャ)は、北部同盟党首ウンベルト・ボッシが提唱する、北部8州と中部3州をイタリア共和国から分離独立させて「パダーニャ共和国連邦(Repubblica Federale de Padana)」を樹立する、という構想を実現する為に武力闘争を行っている。
ロリキャラがたくさん出てくるが、けして萌えアニメではない。
障害を抱えた子供を義体化し、洗脳を施して戦争に使うという重すぎるストーリー。
なので、体力ある時じゃないと観るのは辛いかも。
個人的には原作の漫画の方が好きですが、1度は観ておくべき隠れた名作アニメかと。
いや、売上からすれば隠れてないか・・・
DVD1巻売上:32,047枚
ef-a tale of melodies
『ef - a tale of melodies.』(エフ ア テイル オブ メロディーズ)は、「ef - a tale of memories」の第2期シリーズ。\n景の双子の妹・千尋、人付き合いの苦手な青年・蓮治、プロのヴァイオリニスト・久瀬達の触れ合いを中心に、全エピソードに関わるミズキ、火村、優子らを交え、総ての物語が一つに収束してゆく様を描く。
エロゲ原作なので食わず嫌いな人も多いと思うけど、普通に泣けてしまう。
シャフトの本気がたっぷり詰まった名作アニメ。
2つの異なるストーリーが同時進行します。
伏線を散りばめたOP・EDの演出も素晴らしい。
1期を観てハマったら、2期も期待を裏切らないのでおすすめです。
DVD1巻売上:4,119枚
Phantom~Requiem for the Phantom~
犯罪組織・インフェルノの暗殺者・ツヴァイは、ファントムの称号を持つインフェルノ最高の暗殺者・アインと共に、与えられたミッションをこなす日々を送っていた。実はツヴァイは平凡な日本人旅行者だったが、インフェルノの幹部・サイス=マスターに暗殺者としての才能を見出されて記憶を消去され、インフェルノに取り込まれていたのである。ツヴァイを暗殺者として養成する際、サイスは思考能力が失われるほどの激しい訓練をツヴァイに課し、彼を完全な組織の奴隷として育て上げようと目論んでいた。しかし、サイスの知らないところで、ツヴァイは運命の力に負けない意志を取り戻す。サイスの目を盗み、彼の上司であるクロウディア・マッキェネンがツヴァイの耳元で「君は組織の奴隷と思ってはいけない」とささやき、自由な生き方が残されている可能性を示唆していたのだ。自分が本当は何者なのかも思い出せないながら、ツヴァイは心の奥底で組織の奴隷ではない生き方を模索し始めた。
18禁ゲームが原作。
記憶を消され暗殺者となった主人公たちが、
自分たちの生き方と葛藤しながら暗躍するガンアクション作品。
ガンアクションらしい派手さは無いものの、キャラクターの演技や心理描写は鳥肌もの。
DVD1巻売上:2,137枚
翠星のガルガンティア
宇宙そらから来た少年、船団都市ガルガンティアと出会う
遠い未来
表面のほとんどを大洋に覆われた星、地球
宇宙で育ち
戦いしか知らなかった少年兵レドは
そこで初めて海を見た
広く、淡い翠に光る海
人々は巨大な船団を組み、
つつましくも生き生きと暮らしていた
通じない言葉
異なる習慣
レドは孤独な異邦人
だが、彼は一人ではなかった
ここで生きてゆくためになにができるのか
そして、なんのために生きるのか
翠の星で過ごす日々が、レドに問いかける
脚本「虚淵玄」らしく、結構ダークな面もあります。
賛否両論、色々とあったアニメですが、非常によく出来ていると思います。
なんとなく、ケビン・コスナー主演の映画「ウォーターワールド」に似た感じだけど、
影響受けてるのかな?
ロボットが喋るっていうのはなかなか良いですね(CV杉田智和)
展開も何となく読めましたが、SFらしくて良い。
ジブリの世界のような、美しい背景にも引き込まれる作品です。
まとめ
うしおととら
ゆゆ式
LAST EXILE
バジリスク~甲賀忍法帖~
花咲くいろは
輪るピンクドラム
GUNSLINGER GIRL
ef-a tale of melodies
Phantom~Requiem for the Phantom~
翠星のガルガンティア
をご紹介しました。
色々とご意見あると思いますが、もし観てない作品があれば、
暇な時にでもチェックしてみてください。
思わぬ名作に出会えるかも??