親機のデータ通信を利用して子機の端末をネットに接続できる機能がデザリングです。
ちょっと前までデザリングは対応している端末であれば無料で利用できたのですが、キャリアのほうで有料化の動きがありました。
そもそもデザリングは「端末の機能」なので、それを有料にすること自体まったく意味不明です。
キャリアではなく格安SIMの場合、基本は無料で利用できるのですが、auとソフトバンク回線においては一部端末や格安SIM業者によって利用不可の場合もありますので注意しましょう。
とても便利な機能なのでぜひとも使いたい機能ですが、各キャリアのデザリング料金はいくらなのでしょうか?
docomoのデザリング料金
docomoは全プラン無料で利用できます。
有料化の動きがあり、期限付きで無料みたいなアナウンスがあったのですが、反発が多かったからか無期限延長という形になりました。
なので、いつ有料になるかは不透明です。いきなり有料にしますと言うかもしれません。
でも、かなり反発が強いので、このまましばらくは大丈夫でしょう。
auのデザリング料金
auの場合は加入しているプランによって有料になります。
auの場合データ容量が大きくなると有料になります。
大容量プランにしている人はデザリングもよく利用すると思うので、なんとも嫌な感じですね。
また、デザリングを利用するには申込みも必要になります。
ソフトバンクのデザリング料金
こちらもauと同じでデータ容量の大きいプランが有料になります。
au、ソフトバンクともに容量の大きいプランでデザリングをする時は月額500円かかると思っておいたほうが良いです。
格安SIMのデザリング
格安SIMの場合はデザリングできるものとできないものがあります。利用できる場合は無料です。
docomoの回線であれば問題なくデザリングできるはずですが、au回線とソフトバンク回線の場合、デザリングできない場合があります。
特にauとソフトバンク回線の場合、キャリアのiPhoneではできません。また、SIMフリーのiPhoneでもデザリングできるのは対応している格安SIM業者に限ります。
auかソフトバンクの回線を使っている場合、あるいはこれから申し込もうとしている場合は、必ず格安SIM業者に確認をとってください。
絶対にデザリングを使いたいのであれば、docomo回線にしておくのがオススメです。
まとめ
今回は「docomo、au、ソフトバンクのデザリング料金は?格安SIMはどうなの?」をご紹介しました。
大容量プランに対して有料オプションにするというのがなんとも腑に落ちないのですが、お金さえ払えば利用できます。
ですが格安SIMの場合はそもそも対応していないこともあるので、必ず格安SIM業者に対応しているか確認するようにしましょう。
なにかわからないことがあれば、お問い合わせフォームよりご相談ください。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。