LINEモバイルを2018年12月に契約してから約8ヶ月ほど経ちましたので、LINEモバイルのメリットやデメリットがハッキリとわかるようになりました。
ドコモ、au、ソフトバンクのキャリアはどうしても高くなるので、格安SIMに乗り換えようかな~と思っても、実際に使ってみてガッカリするなんてことは避けたいですよね?
そこで今回はこれから格安SIMへの乗り換えを検討しているあなたへ、LINEモバイルを契約して良かった点、悪かった点を正直にご紹介しようと思います。
LINEモバイルを検討する際にお役立てください。
この記事を読んでわかること
- LINEモバイル契約者の素直な感想がわかる
- LINEモバイルのメリット・デメリットがわかる
- LINEモバイルとほかの格安SIMがどう違うのかがわかる
- 自分がLINEモバイルに契約していいのかがわかる
LINEモバイルを半年以上使ってみた正直な感想・レビュー
私はもともとドコモ契約者でその頃は月に1万弱支払っていました。
正直それほどハードな使い方をするわけでもないのに、こんなにお金を払うのがバカバカしくなり、スマホの機種変更をする際に「BIGLOBEモバイル」へと変更しました。
BIGLOBEモバイルの6GB音声付きプランで2,150円と、7,000円くらい安くなったわけです。
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それがはじめての格安SIMだったのですが、お昼などの混雑時に回線速度が遅くなるのを除けばキャリアの回線と特に変わりません。通話料が高くなるというのはあるのですが、そもそも普段はLINEを使って通話することがほとんどなので、通話料金もほとんどかかりません。
これなら格安SIMで何の問題もないと思い、今度は1台余っていたiPhoneSE用にLINEモバイルの回線を申込みました。
なぜLINEモバイルにしたかというと、ちょうどソフトバンク回線を取り扱うようになって、速度もかなり速いと噂を聞いたからです。
また、LINEモバイルはLINEがカウントフリーなので通信量がかかりません。それなら一番安いプランでもサブ端末用としては十分かと判断しました。
少し長くなってしまいましたが、実際のところLINEモバイルを契約してどうだったのか?
いや、普通に大満足です!
まず一番気になる速度ですが、ソフトバンク回線で以下の通りです。
時間(1月10日木曜日) | 8:10 | 12:05 | 19:20 |
速度 | 10.12Mbps | 1.84Mbps | 3.12Mbps |
時間(1月11日金曜日) | 8:20 | 12:15 | 19:40 |
速度 | 10.48Mbps | 2.11Mbps | 3.82Mbps |
時間(1月12日土曜日) | 8:15 | 12:05 | 19:10 |
速度 | 12.82Mbps | 1.89Mbps | 3.29Mbps |
時間(1月13日日曜日) | 8:10 | 12:40 | 19:30 |
速度 | 13.19Mbps | 1.94Mbps | 4.16Mbps |
昼時はどうしても遅くなるのですが、それでもYouTubeなどの動画を見ないのであれば特に問題はありません。それに昼以外ならYouTubeも普通に見れます。
実際に使ってみて「遅くてイライラするな~」と思ったことは一度もないです。
BIGLOBEモバイルではドコモ回線を使用していますが、少し前は本当に遅くて昼時なんてブラウザを開くのも時間がかかっていました。ですが、最近はドコモ回線でもそこそこの速度に戻っています。
基本的には昼時に動画を見るのでなければ、不便なことは特にないと思ってください。
また、料金ですが1GBの最安プランの場合、音声通話SIMで月額1,200円です。これにLINEのカウントフリーが含まれます。ようはLINEはデータを気にせずに使いたい放題です。
おそらくプライベート利用のスマホの場合、通話って今はほとんどLINEがメインじゃないですか?私もそうですが、友だちとかに電話を掛けるなんてことはほぼありません。
なので私はこれ以上費用がかかったことは一度もないです。もし通話もたまにするよって人は月額880円で10分以内なら何度でもかけ放題になるオプションもあります。それを入れても月2,000円くらいなので、キャリアの料金とは雲泥の差です。
- 1GBのプランだとこれくらい使えます。
- ホームページ(300KB):約3,300回
- YouTube(360P)約4MB:約4時間
ただし、データ量1GBだとすぐになくなってしまうので、サブ機なら良いのですが、メインのスマホで使うにはちょっと容量不足です。ほかのプランに関しては後ほど詳しくご紹介します。
その他、LINEモバイルにして良かった点は「データ通信量のシェア」「LINEの年齢認証」「LINEポイントでの支払い可能」でしょうか。
余っているデータ通信量はほかのLINEモバイルユーザーにLINEアプリから簡単にデータを分け合うことができます。
家族や友だち、恋人など、データ容量がなくなってしまった人に送ることが出来るんです。
また、通常格安SIMの場合LINEのID検索が使えません。なぜかというと年齢認証ができないからです。ですがLINEモバイルなら年齢認証可能なのでID検索ができるようになります。LINEをよく使う人にとってはありがたいですよね。私もBIGLOBEモバイルではID検索できなかったので不便でした。
最後に、意外と知られていないのですが「LINEポイント」で支払いができることです。LINEポイントはショッピングなどをすると貯まっていきますが、そのポイントでLINEモバイルの料金を支払えます。これ、すごく良いですよ。
私は最初クレジットカードで登録しましたが、今はLINEポイントで支払っています。これはあとでご説明しますが、ある方法を使うとかなりのポイントをもらうことが出来るので、正直毎月の料金はほとんどかかっていません。
これだけ色々な事が出来て月に1,200円なら文句のつけようがないです。キャリアに1万円近く払っているのが本当にバカバカしくなると思います。だって、1年使ってもキャリアの一ヶ月分くらいなんですから。
少し長くなったのでまとめると、昼時の混雑時の速度低下を気にしない、音声通話はそれほど使わないということでしたらオススメします。というか、キャリアに高いお金を払う必要は特にありません。
LINEモバイルのメリット
使用した感想を一通りご紹介したので、今度は客観的にLINEモバイルのメリットをご紹介していきます。
料金が安く、プランもシンプル
格安SIMはどこもそうですが、キャリアに比べて料金が圧倒的に安いです。格安SIM業者はドコモ、au、ソフトバンクから回線を借りているので、その分安く提供できるわけです。
LINEモバイルの料金プランは「LINEフリー」「コミュニケーションフリー」「MUSIC+」と3つに分かれています。
LINEフリープラン
容量 | データSIM | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
1GB | 月額500円 | 月額620円 | 月額1,200円 |
LINEのカウントがフリーになるプランです。カウントフリーとは通信量がかからないという意味です。LINEを使う際の通信量がかからないわけです。
とても安いプランですが、容量は1GBと少ないので、あまりデータ通信は使わないWi-Fiメインの人やサブ機などで使いたい場合にオススメです。
1GBってすぐになくなるので、メインのスマホでバリバリ使うのには向いていません。
コミュニケーションフリープラン
容量 | データSIM(SMS付き)月額 | 音声通話SIM 月額 |
3GB | 1,110円 | 1,690円 |
5GB | 1,640円 | 2,220円 |
7GB | 2,300円 | 2,880円 |
10GB | 2,640円 | 3,220円 |
コミュニケーションフリープランは「LINE」「Twitter」「Facebook」「Instagram」のカウントフリーが付きます。これらのSNSを使う際にはデータ通信量がかかりません。
普段からSNSをよく使う人にとってはありがたいサービスですよね。特にInstagramって画像を扱うので結構データ量を使うのですが、コミュニケーションフリープランなら気にせずに使うことができます。
外でYouTubeなどの動画を頻繁に見るのでなければ5GBくらいのプランでも十分だと思います。容量を使うのってほとんどが動画サービスですので。
MUSIC+
容量 | データSIM(SMS付き)月額 | 音声通話SIM 月額 |
3GB | 1,810円 | 2,390円 |
5GB | 2,140円 | 2,720円 |
7GB | 2,700円 | 3,280円 |
10GB | 2,940円 | 3,520円 |
コミュニケーションフリープランに「LINE MUSIC」のカウントフリーが付いたプランです。「LINE MUSIC」を使用していなければ特に契約する必要はありません。
あくまで「LINE MUSIC」のヘビーユーザー用です。
その他オプション料金
通話料:30秒/20円
10分かけ放題:月額880円
端末保証:月額450円~
ウィルスバスターオプション:420円
フィルタリングオプション:無料
カウントフリーで通信量が節約できる
LINEモバイルの一番のメリットはやはりカウントフリーが付くことでしょう。
コミュニケーションフリープランならLINE、Facebook、Twitter、InstagramとメジャーなSNSのデータ通信量はかかりません。若い人にとってはYouTubeなどの動画以外でよく使う通信量はほとんどがSNSではないでしょうか?
その通信量がかからないので、契約する通信プランも他社よりも低いもので可能になります。コミュニケーションフリーの5GBプランでも余裕でしょう。
私はLINEフリープランなので1GBしかありませんが、サブ機でLINEをやり取りするのがメインなので、1GBすら毎月使い切りません。だいたい300MBくらいです(笑)もちろんWi-Fiも併用しているからですけどね。
スマホにはアプリごとにどれくらいのデータ通信を使っているか確認できる機能があるので、一度確認してみてください。それでSNSがメインなら容量の少ないプランでも大丈夫ですよ。
ソフトバンク回線はそこそこ速い
一時期よりは若干遅くなっているのですが、ソフトバンク回線はそこそこ速いです。
それでも昼時の混雑時はどうしても速度が低下するので、動画視聴は厳しいです。SNSやネット閲覧くらいなら問題ありません。
ちなみに、LINEモバイルはドコモ回線もありますが、ドコモ回線は昼時極端に遅くなることがあります。
こちらがドコモ回線の平均値です。
ほかの格安SIM業者と比べても少し遅いですね。
少しでも速い回線が希望で、使っているスマホがソフトバンク回線を使えるのでしたら、そちらのほうがオススメです。
LINEモバイルのユーザー同士ならデータを分け合える
LINEモバイルのユーザー同士なら余っているデータ量を分け合うことができます。
LINEアプリから簡単に送れますので、恋人や家族がピンチの場合はすぐに分けてあげられます。
もちろん、データは分け合うだけじゃなく、足りなくなったらあとから容量を追加購入できます(1GB 1,000円)
LINEのID検索が可能になる
知らない方も多いのですが、格安SIMの場合LINEのID検索ができません。唯一ID検索できるのがLINEモバイルになります。
LINEをよく使用していて、ID検索も利用したいのでしたら格安SIMの中ではLINEモバイル一択になります。
招待キャンペーンでポイントがもらえる
LINEモバイルに契約すると招待コードというのがもらえます。この招待コードからLINEモバイルを申し込むと事務手数料などが最大無料になります。また、この招待コードから誰かがLINEモバイルに申し込むと自分にポイントがもらえます。通常は一人につき1000ポイントですが、キャンペーン中はそれ以上のポイントがもらえます。
契約者も紹介者もお互いにとってメリットがあるわけですね。
私はTwitterやブログでこの招待コードを紹介していますが、それで月に数名の方が申し込んで頂けるので、毎月の料金以上にポイントがもらえています。なので実質タダで利用しています。
もしSNSなどをやっている場合は紹介してみてください。
LINEモバイルのデメリット
オススメのLINEモバイルですが、デメリットもありますので、隠さずご紹介します。
大容量プランがない
LINEモバイルのプランですが、最大でも10GBのものしかありません。
毎月容量をたくさん使う人にとってはこれだと物足りないかもしれません。
なので、まずは今現在ご自分が毎月どれくいのデータ量を使っているのか確認してみてください。
10GB以上使っている場合は残念ながらやめたほうがいいと思います。
ドコモ回線は遅い
先ほどご紹介したように、ドコモ回線の場合、お昼時などは速度が遅くなります。
場合によっては1MBいかない時もあります。そうなるとネット閲覧も時間がかかるのでイラッとするかもしれません。
ただし、これはLINEモバイルに限らずほかの格安SIM業者もたいていお昼時は遅くなります。それは困るという場合はキャリアもしくはUQモバイルやYmobileにしたほうがいいでしょう。
取り扱い店舗が少ない
これも格安SIM全体に言えますが、基本的にネットからの申込みがメインなので、直接取り扱う店舗は少ないです。
また、取り扱ってくれる店舗も大手の電気店がメインでLINEモバイルの直営店ではありません。
ただ、契約自体は非常に簡単なので、ネットからご自分で出来ると思いますが、もし不安な場合はお問合せフォームよりご連絡ください。できる限りご質問にお答えいたしますので。
端末の値引きなどはほとんどない
キャリアの場合は機種変更の際などに大幅な値引きがあったりしますが、LINEモバイルのセット端末では割引はほとんどありません。
まあSIMフリー端末なら問題なく使えるわけですから、ほかで安く購入すればいいだけなんですけどね。
今後はキャリアも値引きが難しくなるみたいなので、iPhoneとかの買い替えはどこも厳しそうですね。
LINEモバイルのサポート体制は?
はじめての格安SIMだとサポート体制も気になると思います。
基本的に格安SIMは実店舗がないところがほとんどなので、電話やメール、サイトのQ&Aなどで解決することになります。
LINEモバイルの場合は「メール」「電話」「チャット」サポートになります。
面白いのがチャットサポートで、LINEアプリの「LINEモバイル」公式アカウントからオペレーターに質問することができます。
対面でのサポートはないですが、よほどのことがない限りメールやチャットサポートで解決できます。
LINEモバイルの設定方法は簡単?
今契約している携帯会社からMNPという番号を発行してもらい、あとはLINEモバイルに申し込めばいいだけです。
難しく思っている方も多いですが、実際はとても簡単です。手順通りにやれば誰でもできます。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
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LINEモバイルが向かない人
大満足なLINEモバイルですが、中には向かない人もいます。
動画をよく見る
お昼時はどうしても速度が遅くなるので、動画視聴が厳しい時もあります。混雑時以外は問題なく見れますが、お昼も動画を見たい!という人は向いていないかもしれません。
また、LINEモバイルは大容量のデータプランがありません。最大で10GBなので、動画を外でよく見る場合は少ないかもしれません。そういう方はBIGLOBEモバイルのYouTubeカウントフリーオプションをオススメします。
音声通話をよくする
LINE通話などではなく、電話をよくかける人にはLINEモバイルだけではなく格安SIM自体向いていない可能性があります。
長電話しないけどたまに電話をかける場合は「10分かけ放題」のオプションがあるので、それでカバーできるでしょう。
LINEモバイルが向いている人
電話はあまりかけない
毎月のデータ通信量が10GBを超えない
LINEやSNSをよく利用する
キャリアのバカ高い料金にウンザリしている
また繰り返しになるかもですが、「お昼時に動画は見ない」「長電話はしない」のであればLINEモバイルはオススメです。
LINEモバイルに限らず、格安SIMを申し込む時のデメリットってその2点くらいだと思います。
私自身、ドコモと契約していた時は1万近く払って、たいしてデータ通信量も電話もかけないような状態でした。もちろんキャリアにはキャリアの良さはあるのですが、流石に月7,000円くらい差が出ると嫌になりますよね。年間にすると84,000円です。iPhoneが買えちゃう価格です。
ビジネスだと電話もかけると思うのでキャリアのほうが安心だと思いますが、プライベートスマホならLINEモバイルで十分です。少なくとも私は後悔したことはないです。
まとめ
今回は「LINEモバイルを半年以上使った感想・レビュー。本当の評判は?」をご紹介しました。
格安SIMへの乗り換えを不安に感じる方も多いですが、乗り換え作業自体はそれほど心配しなくても簡単にできます。
昼時に速度が遅くなるのが一番のネックなので、それが問題ないようであれば、すぐにでもLINEモバイルにすることをオススメします。毎月浮いたお金で美味しいものを食べたほうが有意義ですよ。
もしわからないことがあればお問合せフォームよりご相談ください。すぐに折返しご連絡致します。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。