先日、アメリカのAppleでiPhoneSEが突然再販されました。
32GBモデルが349ドルから249ドルに、128GBモデルは449ドルから299ドルに値下げされました。
価格が大幅に下がったからかあっという間にソールドアウトになったようです。
この一件でユーザーが求めいているものはやはりこれなんだということがよくわかった気がしますので、今回はその辺についてのコラムです。
ユーザーはデカい画面を望んでいるのか?
わたしは昔から5,5インチ以上の液晶はデカすぎると思っていました。
iPhoneに限らずAndroidもどんどん大画面化していき、最近では5,5,インチ以下の端末もほとんど姿を消しました。
わたしのまりの人たちはIT系に詳しい人が多いのですが、その多くは大画面化に辟易しているという意見がほとんどです。
でも「大画面化は世界的な流れ」「世界中の多くの人は大画面化を望んでいる」という人が多いのも事実。これに関してはわたしはずっと疑問に思っています。
他の国がどうかはよくわかりませんが、少なくとも日本で大画面化を望んでいる人はほんとに多いのでしょうか??
個人的にそんな大画面がいいならタブレット持ったほうが良いと思いますし、片手で操作できない時点でもはや「携帯」ではなくなっています。
スマホを新しく買い替えたくても、やはり今のデカすぎる端末を手に持つと、違和感しか感じません。
また、寝る時に横になって見る時とか、デカいと疲れるんです。
ゲームをやる人などはいいのかもしれませんが、通常使いでデカいほうがいいと思ったことは一度もありません。
今回、アメリカでiPhoneSEが瞬殺されたというのは、とても興味深いと思います。「世界中の多くの人は大画面化を望んでいる」という意見が揺らぐからです。
まあ、値下げされて買いやすくなったから売れたんでしょうけど、それでも嫌なら買わないわけです。
世界のみんなが大画面化を求めているわけではないと確信しました。
今のスマホは高すぎる
最新のiPhoneは10万以上します。
スペックは高くなっていますが、できることはiPhone8以降、たいして変わっていません。
そもそも、ユーザーはそこまでスペックを望んでいるのでしょうか?
SNS、ネット閲覧、メール、動画閲覧、それぐらいしかほとんどの人はやらないと思うんですが、そんなものに10万以上払う価値はあるのでしょうか?
Androidのミドルレンジのモデルで十分な内容です。
3Dゲームをガンガンやる人ならそれくらいのスペックは必要かもしれません。ある意味iPhoneってゲーミングPCのようなものだと思っています。
それなのに、使っているのはゲームもしないような若い女性がメイン。
会社で事務仕事しかしないのに、高級なゲーミングPCを購入するようなものです。
日本人はとにかくブランドに弱く、みんなが使っているものが安心するという個性のない国なので、高くても購入する人達がいるのでしょう。
もちろん、Appleの製品はよくできているので、その価値はあると思いますが、そのスペックを使いこなせない人が購入しているという少しいびつな感じがしています。
話がそれましたが、今回は安くなったiPhoneSEが売れたということは、誰もそこまでのスペックは求めていないということではないでしょうか?
小さくてそこそこのスペックで十分という人のほうが多いのではないでしょうか?
カメラ性能の追求ばかり
スマホの最新機種の発表の時の目玉は、どのメーカーもカメラ性能ばかりです。
こんだけ画質が向上したよって、そればかり。
画質が向上するのはもちろん大歓迎ですが、ユーザーはもっと新しい機能を望んでいるはずです。
そもそも、そこまでカメラ性能を求めるなら一眼を買うよって話です。
iPhoneもここ最近目新しい機能はなにもありません。Appleだけにイノベーションを求めるのは間違いですが、正直それがなくなったらAppleの価値は低下します。
iPhoneの新機種発表の時にカメラ性能ばかりアピールされると、またかと残念に思います。
Appleに限らず、各メーカーさんにはぜひユーザーが驚くような新機能を期待しています。
まとめ
今回は「アメリカでiPhoneSEが再販され瞬殺!ユーザーはやはりこれを求めている?」をご紹介しました。
普段から思っていることについて書かさせてもらいました。反対意見も多いと思いますが、現状での素直なわたしの感想です。
Appleを毛嫌いしているわけじゃなく、期待しているからこその意見ということだけはご理解ください。わたしは初代iMacとかを使っていた世代なので、思い入れはそれなりにあります。
ま、頑張ってくれApple!
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