Facebookがレイバンとコラボした初のスマートグラス「Ray-Ban Stories」を発表した。
価格は299ドル(約32,000円)から。
Ray-Ban Storiesの機能・特徴
スマートグラスと言っても、残念ながらレンズ内にARを投影するような機能はなく、写真・動画撮影、音楽再生、通話機能程度のことしかできない。
カメラは500万画素のデュアルカメラで動画は最大で30秒撮影できる。短い...
これだと思い切り盗撮メガネにしか見えないが、撮影時はLEDが点灯して撮影中ですよと知らせるようになっている。
公式サイトの方でもプライバシーに関してはかなり重点的に書かれているので、そういう指摘が多く寄せられるのがわかってのことだろう。
まあ、LED点灯したからと言って、周りの人が撮影中と認識できるのかは疑問だけど...
Facebookアシスタントの音声コマンドによるハンズフリー撮影も可能。
500万画素のカメラなので相当荒い画質なのかと思ったけど、レビューを見る限り、見るに堪えないというレベルではない。予想以上にちゃんと撮れているという印象。
撮った画像はFacebookはもちろん、Instagram、WhatsApp、Messenger、Twitter、TikTok、Snapchatなどと共有することが出来る。
また、つるの部分にオープンイヤースピーカーを搭載しており、音楽の再生や通話なども可能。
オープンイヤースピーカーなので、通話品質は望めないと思うが...
デザインは20種類のバリエーションが用意され、レンズはクリア・サン・トランジション・度付きといった5種類がラインナップ。
オンラインサイトのほか、アメリカ、オーストラリア、カナダ、アイルランド、イタリア、イギリスの一部の小売店で販売される。
正直これをスマートグラスと言っていいものか疑問な部分はあるんだけど、レイバン好きなら話のネタに持っていても面白いかもしれない。
ただし、盗撮犯に間違えられないように気をつけろよ!
Googleレンズは大失敗に終わってしまったが、こちらはそうならないように健闘を祈りたい。