先日ソフトバンク回線の通信障害が起こり、数時間に渡ってネットも電話もできない状態が続き、大混乱が起きました。
もはやお飾りのような公衆電話に行列ができたりもしましたね。
現代人のほとんどは完全にスマホ依存の状態ですので、少しでもスマホが使えない状態になると完全パニックに陥ります。
仕事先への連絡も、友だちとの待ち合わせの連絡も、道案内も、何もできない状態になるともはやどうすることもできません。携帯なんてない時代はそれでもうまくやっていたのに、不思議なものです。
今回の件で通信できなお時の怖さを、ソフトバンクユーザー以外の方も感じたことと思います。
そこで今回は万一のときに備えて、「格安で予備回線を持つ方法」をご紹介します。
DSDS対応端末か使わなくなったスマホを利用する
DSDS対応端末はスマホにSIMを二枚挿せることができます。
1枚を音声通話、2枚目をデータ専用なんて使い分けることができるわけです。
なので、メインをソフトバンク回線、サブをdocomo回線なんて使い方ができます。
ただDSDSはすべてのスマホが対応してるわけではありません。最新のiPhoneも未対応です。ミドルレンジ以上のAndroid端末なら対応機種は多いです。
今お使いの端末がDSDSに未対応の場合、昔使っていたスマホはありませんか?
少々古い型でも壊れていなければサブとしてはまだ使えますので、引っ張り出しておきましょう。
ロケットモバイルの最安プラン<神プラン>に申し込む
ロケットモバイルとは格安SIM業者のひとつですが、200kbpsの速度制限付きでありながら通信容量無制限な<神プラン>というのがあります。
データSIMなら月額298円と激安です。
通話プランでも月額1000円ほどで使えますが、あくまで予備として使うのでここではデータプランでもOKです。
大事なのは今メインで契約している回線とは別の会社の回線に申し込むことです。
例えば、メインがソフトバンク回線ならdocomo回線を。docomo回線ならソフトバンク回線を。
ロケットモバイルはソフトバンクとdocomo、両回線契約できます。
200kbpsはかなり低速ですが、TwitterやLINE、IP電話で使うくらいなら十分使えます。サイトもテキストベースの軽いところなら問題ありません。
動画は観れなくはないですが、低画質での再生で読み込みも時間がかかりますので、これは実用的ではありません。
あくまで最低限の利用目的でしか無理でしょう。
ただ、神プランの場合は低速ながら容量は無制限です。気にせず使えます。そういう面でも予備には向いています。
データSIMになりますので、LINEなどはできても電話は使えません。そこでIP電話を申し込みましょう。
IP電話に申し込む
IP電話にはNTTが提供する050plusなどがありますが、月額料金がかかるので予備としてはもったいないです。
そこで月額無料のSMARTalkを使います。
[appbox googleplay jp.co.fusioncom.smartalk.android&hl=ja]
はじめに利用登録が必要です。
登録すれば050ではじまる番号がもらえますので、これで通話可能になります。
ただし、110番などの3桁の緊急通話やフリーダイヤルにはかけられないので注意が必要です。
緊急通話も使いたいという場合は音声通話付きのプランに申し込みましょう。
予備機にSIMを挿す
SIMを契約したらあとは予備機に挿して、SMARTalkのアプリを入れておきましょう。
これでメインの回線になにかあっても、とりあえずの連絡などはできるようになります。
月298円で維持できるので、ほんとオススメです。
別に緊急時じゃなくても予備機を使えうようにもなりますしね。
まとめ
今回は「ソフトバンクの通信障害時のような時のために格安予備回線のススメ!」をご紹介しました。
障害時はWi-Fiスポットを使うという手もありますが、繁華街でないとなかなか難しいですし、どこが無料Wi-Fiスポットなのかも、スマホが使えなきゃ調べることもできません。
こういうのってなにかあってからでは遅いので、ぜひ対策をしておいてください。
なにかわからないことがあれば、お問い合わせフォームよりご相談ください。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。