日本では利用者少ないが、世界中で人気のメッセンジャーアプリであるWhatsAppが、音声メッセージをテキスト変換する機能を開発中とのこと。
この音声データはWhatsAppやFacebookのサーバーに送信されるわけではないが、Appleには送信されてAppleの音声認識の機能向上に役立てるらしい。
もちろんこの辺WhatsAppのプライバシーは最近問題になっているので、利用者の個人情報が抜かれることはなく、あくまでデータだけ。
Appleへの送信許可をするとユーザーはTranscriptionセクションから文字起こし(テキスト変換)を利用することが出来る。
作成されたデータはWhatsAppデーターベースのローカルに保存されるので、あとから見直すときに、再度文字起こしをする必要はない。
最近はYouTubeやClubhouseなどで文字ではなく音声で確認することが多くなってきているけど、音声データというのは最後まで全部聴く必要があるので、時間を食う。その点、テキストデータは必要な箇所だけピンポイントで探せるので、逆に時間がかからない。
また、テキストに変換できれば、データの再利用も可能だ。
日本でWhatsAppを利用している人が少ないのでなんとも言えないが、もし利用しているなら期待して待とう。
ちなみに、この文字起こし機能だが、今のところiOS版のみになりそうだ。
ソース:9to5Mac