- ワイヤレスイヤホンは種類が多くてどれが良いのかわからない・・・
- 安くて性能の良いワイヤレスイヤホンが欲しい・・・
- cheeroから新しいワイヤレスイヤホンが出たけどどうなんだろう?
イヤホンジャック非搭載のスマホが多くなってきたので、もはやワイヤレスイヤホンは必須ですが、数が多すぎてどれが良いのかよくわからないんですよね。
そこで今回はワイヤレスイヤホンを20個以上使用してきた私がcheeroから新しく発売されたワイヤレスイヤホン「CHE-627」を実際に使用した感想などをご紹介していきます。
この記事を読めば「cheero Wireless Earphones CHE-627」がどんなワイヤレスイヤホンなのか、買って後悔しないのかがわかります。
結論から言うと、低音にそれほどこだわりがなければ、5,000円台でこれだけの機能が付いていれば「買い」のワイヤレスイヤホンです。
比較的安価で性能の良いワイヤレスイヤホンをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
追記:同モデルの「ダンボーバージョン」が登場しました!
こちらも同時にご紹介していきます。
本記事はメーカー様から商品をご提供頂いて作成しています。
cheero Wireless Earphones CHE-627の外観と同梱品
今回ご紹介するモデルは「White(白)」となりますが「Black(黒)」もあります。
▼充電ケースは四角く、ほかのワイヤレスイヤホンの充電ケースと比べると大きいですが、このケースは2200mAhのモバイルバッテリーとしても利用できるので、そう考えるとかなりコンパクトです。
▼大きいといっても片手サイズ。
▼重さはイヤホン本体を入れても94g。こちらもほかのワイヤレスイヤホンの充電ケースと比べると重いですが、100g切っているので持ち運ぶのが面倒くさいなんてことはありません。
▼USB-Cの充電ポートが左側に付いています。
▼この充電ケースはモバイルバッテリーとしても使えるので、右側にUSB-Aの出力ポートがあります。出力は最大5V1A。
▼イヤホン本体を収納するとバッテリー残量がデジタルで表示され、さらに左右のイヤホンのバッテリー残量も確認できます。コスパに優れたワイヤレスイヤホンを数多く試してきましたが、デジタル表示してくれるものは少ないです。ひと目で残量がわかるのは超便利です。
イヤホンを充電ケースに収納すると、自動的にオフになり、取り出すとオンになって設定してあるスマホにペアリングされます。
▼イヤホン本体です。ボタン式ではなくタッチセンサー式になっています。
▼重さは5gと付けているのを忘れるくらい軽いです。
イヤホン本体はIPX5の防水仕様です。IPX7とは「内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても機器の機能が動作すること」を意味するので、スポーツや雨天時でも安心して使用できます。
同梱品は「イヤーチップ」「USB-A to USB-C ケーブル」「取扱説明書」。ACアダプターは付属しませんので、別途ご用意下さい。今使っているスマホのものでも大丈夫ですし、100均でも売っています。付属のUSBケーブルは短いので、自宅で使うときはもう少し長いケーブルを用意したほうがいいかもしれませんね。
イヤーピースは5種類ありますが、使用する前に必ず全サイズを試して下さい。完全ワイヤレスイヤホンで一番怖いのは耳から外れて落としてしまうことです。そうならないためにも一番自分にあったサイズにする必要があります。
cheero Wireless Earphones CHE-627(ダンボーバージョン)外観と同梱品
CHE-627のダンボーバージョンですが、機能的には通常のCHE-627と一緒で、デザインが変わっただけです。
▼充電ケースがダンボーのデザインになっています。カワイイ!
▼充電ケース内側は濃いブラウン
▼イヤホン本体もブラウン。ブラウンのワイヤレスイヤホンって見たことないので、これは目立つかも
▼女性がすると特に可愛らしいですね。別に僕のようなオッサンでも可(笑)
▼付属品も通常のCHE-627と一緒です。
価格も変わらないので、個人的にはダンボーバージョンのほうがオススメです。
あまり充電ケースでデザイン性のある商品ってなかったので、結構注目されると思いますよ。
cheero Wireless Earphones CHE-627のペアリング方法
SoundLiberty 53とスマホとのペアリング方法です。
step.1
充電ケースからイヤホン本体を外すとベアリングモードになります。一度充電ケースに収納してから左右のイヤホンを同時に外してください。
ペアリングモードになると赤と青のLEDが点滅します。
step.2
スマホの「設定」から「Bluetooth」を選択し「CHE-627-L」と表示されている部分をタップします。このとき「CHE-627-R」のほうはタップしないでください。
step.3
「CHE-627-L」が「接続済み」になれば成功です。
その後「CHE-627-R」のペアリング要求が表示されますので「ペアリング」をタップします。
iPhoneの場合「接続できませんでした」という表示が出るかもしれませんが「OK」をタップして大丈夫です。
最終的に「CHE-627-L 接続済み」「CHE-627-R 未接続」と表示されていればOKです。
一度ペアリング設定をしてしまえば、あとは充電ケースからイヤホンを外すと自動的にペアリングされます。
cheero Wireless Earphones CHE-627の装着感と操作方法
完全ワイヤレスイヤホンでいちばん大事なのは装着感だと思うのですが、CHE-627は付けるのにちょっとコツがいります。
サポートホルダーが上に来るように装着するのですが、サポートホルダーが耳のくぼみにくるようにセットしましょう。
ただ、なかなかうまいポジションが見つからずに、ちょっと苦労しました。独特な形状をしているので、ぶっちゃけ付けづらいです。
それと、遮音性は高くないです。耳の奥までズッポリハマる感じじゃなくて、ちょっと浮いているようなイメージ。外でジョギングしているときなどはある程度外の音が聞こえないと困るので、個人的にはいいのですが、好みはわかれそうですね。
それと、残念だったのは、タッチセンサー式なので、イヤホンを装着するときにセンサーに指が触れてしまい、意図しない操作をしてしまうことです。CHE-627のセンサー部分はイヤホン全体と広いのでどうしても指が触れてしまうことがあります。
まあこれはほかのタッチセンサー式イヤホン全般に言えるんですけどね。
CHE-627は物理ボタンでの操作ではなくタッチセンサー式なので、慣れるまでは正直誤操作を起こしやすいです。これも好みの問題でしょう。
タッチセンサー操作一覧
着信時に右か左1回タップ:受話・終話
着信時に右か左2回タップ:着信拒否
右か左1回タップ:再生・一時停止
右2回タップ:曲送り
左2回タップ:曲戻し
右か左3回タップ:Siriの起動
右長押し:音量+
左長押し:音量-
ワイヤレスイヤホンによっては操作が分かりづらいものもありますが、CHE-627は直感的にわかりやすいですね。
以前ご紹介したcheeroのCHE-624というワイヤレスイヤホンが音量調節はできなかったのですが、CHE-627ではできるようになりました。ジョギング中に音量を調節したいことって結構あるので、これは良かったです。
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【cheero Wireless Earphones CHE-624 レビュー】タイムドメインラボ監修の完全ワイヤレスイヤホン!
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CHE-624は音量調節できないこと以外はとても良くできたワイヤレスイヤホンで、今もジョギング中にメインで使っています。3,000円台ととても安いので、より安価なモデルをお探しならオススメします。
CHE-627の連続再生時間
CHE-627の連続再生時間ですが、イヤホン本体で最大10時間再生となっています。なので、1回充電しておけば2.3日は持つでしょう。
また、CHE-627は充電ケース自体がモバイルバッテリーになるくらいのバッテリー容量がありますので、充電ケースを利用すれば最大で180時間の再生も可能です。
長期旅行でも充電ケースだけあれば、バッテリーが切れるなんてことはほとんどないと思います。
バッテリー残量がデジタル表示なのもわかりやすくていいですよね。
CHE-627の音質
肝心の音質ですが、低音は弱めで中音から高音域にかけて強い印象です。
ロックやヒップホップなど、低音をズンドコ響かせたい場合には物足りなさを感じるかもしれません。
逆にポップス系は聴いててとても気持ちがいいですね。高音域までキレイに伸びていきます。
また低音が弱いので声がこもりにくく、ラジオなどの視聴にも適しています。
低音にこだわりがないのであれば、非常にクリアな音質なので満足できるはずです。
また、CHE-627ですが、AACとaptxコーデックに対応しています。
AACやaptXというのは音声圧縮方式のことですが、iPhoneならAAC、AndroidならaptXに対応しているとより高音質で聴くことができます。安価なワイヤレスイヤホンだと両方に対応しているものも少ないので、ここも高評価です。
また、最新のBluetooth5.1にも対応していますので、より遅延なども起こりにくくなっています。
CHE-627を使用してみて、どうなの?買いなの?
仕事中とジョギング中にCHE-627を使用して1週間ほど経っての率直な感想ですが、かなり快適です。
普段ポップス系を聴くことが多いので、CHE-627のクリアな音はとても心地よいです。
充電ケースもデジタルでバテリー残量がわかりますし、大容量のバッテリーを積んでいるので、こまめに充電しなくても全然余裕で持ちます。
残念なポイントとしてはタッチセンサーの感度が良いので、装着しているときに誤操作してしまうところです。やはり個人的にはボタン式のほうが操作しやすくて好きですね。
ガッカリポイントはそれくらいでしょうか。もっと悪いところも探そうとしたんですが、特に見つかりません。
先ほど述べたように、低音をズンドコ響かせたい場合はあまりオススメしませんが、それほど低音にこだわりがないのであれば音質がひどいと感じることはないでしょう。今まで20個以上のワイヤレスイヤホンを使用してきましたが、それは保証します。
価格は5,000円台とコスパは最高に良いです。モバイルバッテリーにもなりますしね。
この価格で買って後悔することはないでしょう。入門機としても非常にオススメできるワイヤレスイヤホンです。
まとめ
今回は「【cheero Wireless Earphones CHE-627 レビュー】aptx・AAC対応のワイヤレスイヤホン!」をご紹介しました。
cheeroはモバイルバッテリーが有名ですが、音響機器も非常にバランスの良い製品が多いですね。日本メーカーらしい真面目な作りをしています。
ワイヤレスイヤホン選びに迷っているのであれば、文句なしにオススメできるモデルですよ。
なにかわからないことがあれば、お問い合わせフォームよりご相談ください。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。