先日、実家の障子の張替えをしました。はじめてだったのですが、無事キレイに張れました。ですが、スムーズに言ったというわけでもなく、何度かつまづく場面も。。。
そこで今回は、はじめて障子を張り替える方のために、「失敗しない障子の張り替え方」をご紹介しようと思います。
これを読めばド素人でも失敗せずに張れますよ!!
障子張り替えに必要な道具
障子紙
障子ノリ
障子紙はがし
カッター
カッター定規
紙やすり
基本はこれだけです。
ホームセンターに行けばすべて売られているはずです。
障子紙
普通の和紙のものから破れにくい障子、UVカットの障子などいろいろな種類がありますので、好みのものを選んでください。
今回は私は破れにくくUVカット付きのものを選びました。
注意:障子ノリや両面テープなど、貼る方法によっても分かれています。
障子ノリ
障子はノリの他に両面テープやアイロンで貼るタイプのものがあります。これもお好みのもので構いませんが、障子といえばノリだろうということで私はノリで貼りました。
ノリは市販の専用のものを買えばよいのですが、破れにくい障子の場合、できれば強力なノリを使ってください。普通の和紙のものよりも付きが悪いです。
障子紙剥がし
古い障子を剥がすためのものです。
カッター
障子用の丸刃カッターが売られていますが、普通のカッターでも構いません。
カッター定規
これも普通の長い定規でも構わないのですが、まっすぐキレイに切るために専用の定規を用意すると便利です。
紙やすり
枠の表面にケバケバある場合に使います。
ダイソーなどでも売っています。
合計金額
私はホームセンターで揃えました。
障子紙2枚:980円
障子ノリ:198円
障子剥がし:298円
カッター:ダイソーの100円
カッター定規:400円
合計:1976円
ちなみに、業者に頼むと1枚1500~3000円ほどです。破れにくいものになるともっと高いです。
おそらく2枚で6000円以上はかかるので、かなりお得ですね。
障子の張り方
まずは障子の枠を取り外します。
汚い。。。
障子剥がしをたっぷりと塗ります。ケチらずたっぷり塗ってください。
塗ったら10分ほど放置します。
障子紙を上から剥がしていきます。
うちのは凄く古い障子なので、剥がすと大量のケバケバが。
このままだとうまく張れなそうなので、紙ヤスリを使ってキレイにしました。ある程度粗いヤスリのほうが良いです。
障子紙を上の部分にセロテープで止めます。きちんと平行になるようにしてください。
止めたら枠にノリをつけていきます。つけすぎないように注意しましょう。
破れにくい障子の場合、外枠は少し多めにつけてください。じゃないとうまく張り付きません。
ノリを塗ったら障子を上から下にクルクルっと下げていきます。
ノリの説明などを見ると、生乾きの状態でカットしろと書かれていますが、できればちゃんと乾いてからカットしたほうが良いです。
普通の和紙の場合はすぐにくっつくんだと思いますが、破れにくい障子の場合はなかなかくっつかないので、下の方からめくれあがってきます。
なので、上の写真のような状態でちゃんと乾かしてからカットしましょう。
もしすぐに切りたい場合は、下の方を余裕を持ってカットし、すぐにセロテープで仮止めしてください。そして完全に乾いてから再度カットするのが最善です。
乾いたら定規を使ってカットして完了です。
失敗しないポイント
今回は破れにくい障子を使ったので、ノリがなかなかつきませんでした。
内枠はノリは少なくていいのですが、外枠、特に下部は多めに塗ってください。
また、カットはちゃんと乾いてからおこないましょう。じゃないとめくれてきちゃいます。
ちなみに、乾くまではかなり時間がかかります。
それ以外は特に難しいことはありませんでした。
*専用定規以外でカットするときは、手を切らないように注意しましょう。わたしは細い定規を使ったら指をざっくり切りました。。。
まとめ
今回は「はじめての障子張り替えの仕方!道具は?値段は??」をご紹介しました。
作業自体は難しくなかったのですが、ノリがなかなかつかなくて、そこだけ苦労しました。和紙のものを使ったり、両面テープで貼る場合はまた全然違うのかもしれません。
障子を新しくすると部屋も明るくなりますので、ぜひチャレンジしてみてください。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。