コロナの関係で海外の渡航制限などもありましたが、それも徐々に解消されてきて、そろそろ海外旅行に行こうかな~なんて人も多いのではないでしょうか?
私は海外旅行にはそれほど行きませんが、いざ行くことになると困るのが海外でのスマホのデータ通信なんですよね。
ドコモやソフトバンクなどのキャリアで契約している人は海外ローミングのサービスがありますが、格安SIMとかだとそもそも対応していないので、何かと大変。
ただ、ドコモのahamoは海外ローミングに対応しています。
実はこれ、結構大きなポイントで、ソフトバンクのLINEMOは海外ローミングは別途費用が必要ですし、auのpovoはまだ対応していません。
キャリアの格安プランの料金内でローミングできるのは今のところahamoだけ。
というわけで今回はahamoでのローミング方法や対象国などをご紹介します。
ahamoのこと気になっているんだよなって人もぜひ参考にしてみてください。
ahamoは海外ローミング20GBまで利用可能!追加料金なし
ahamoは月額2,970円、データ容量20GBですが、海外で使用する場合、プラン内の20GBをそっくりそのまま海外でもデータ通信できます。
例えば、日本でその月に5GB使っていたのなら、海外に行ったら残り15GB使えることになります。
これ、めちゃくちゃ便利ですよね。
しかも追加料金も一切かかりませんし、特に申し込みも必要ありません。
ちなみに、ahamoには月額4,950円でデータ容量100GBのahamo大盛りプランがありますが、こちらのプランでも海外ローミングできるのは20GBまでになりますので注意してください。
ahamoで海外で通話したい場合
海外での通話にも対応しています。
例えばアメリカ本土から日本にかけた場合は1分あたり140円です。
まあ、あまり日本に向けて通話をかける人はいないかもしれませんが、いざというときでも安心です。
ahamo海外ローミングの対象国
海外82の国と地域でデータ通信が利用できます。
日本人の渡航先約95%のエリアをカバーしているので、よほどマイナーな国に行くとき以外はたいてい使えます。
ahamo海外ローミングの設定方法
iPhoneとAndroid、ともにデータローミングをONにすればいいだけです。
iPhoneの場合
「設定」>「モバイル通信」 > 「通信のオプション」 > 「データローミング」をONにします。
Androidの場合
「設定」 >「ネットワークとインターネット」 > 「モバイルネットワーク」 > 「データローミング」をONにします。
ahamo海外ローミングの注意事項
海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が送受信最大128kbpsとなります。
本速度制限は、日本に帰国しデータ通信を行うまで解除されません。
2週間以上の長期旅行の際は注意しましょう。
ドコモでは「パケットパック海外オプション」「海外パケ・ホーダイ」等の海外ローミングサービスがありますが、残念ながらahamoの契約者はこれらが使えません。
なので、もし海外旅行に頻繁に行く人や長期旅行に行く人は、ドコモの通常プランを申し込んだほうが良いかと思います。
まとめ
auのpovoは海外ローミングに対応していないですし、ソフトバンクのLINEMOは海外パケットし放題を別途契約する必要があります。
楽天は2GBまで使用できて超過後は1GBあたり500円となります。
それを考えるとahamoはかなりお得ですよね。
ただし、20GBまでしか利用できないのと、もし不足してしまった場合は代替手段を考える必要があります。
海外で使うデータ通信量って、かなり個人差があると思うので、今までどれくらい使ったのかを一度計算してみるのが良いかと思います。
個人的には海外に行ってもマップアプリやネットで検索するくらいなので、そこまで使うことはないんですけどね。
もし心配なようでしたら、事前にAmazonなどで海外用のSIMを購入することをオススメします。それほど高くありませんので。
参考にして頂けたら幸いです。