最近は車のカーナビを利用せずに、スマホのGoogleマップやYahooカーナビで代用している人も多いのではないでしょうか?
ナビアプリの良いところは、地図情報が常に最新というとこですよね。うちの車は7年くらい乗っているので、地図データが古すぎてもはや使えたものじゃありません。
なのでGoogleマップかYahooカーナビを愛用しているのですが、気になるのがデータ通信量ですよね。
特に格安SIMで容量の少ないプランを契約している人にとってはとても気になると思います。
そこで、GoogleマップとYahooカーナビを使って、同じルートでどれくらいのデータ通信量がかかるのかを計測してきました。場所や混雑具合、ルートなどによって違ってくるとは思いますが、参考にはなるはずです。
計測方法
計測時間は午前10時。埼玉県の大宮近郊の一般道を片道10kmで計測しました。走行時間は20分です。
平日の午前中で混雑はしていませんでした。また、リルートなどはおこなっていません。
スマホは同じiPhoneで、SIMも一緒です。
計測前にiPhoneのモバイル通信統計情報を全部リセットしています。
Googleマップのデータ通信量
Googleマップですが10km20分走行して1.3MBでした。
単純に計算すれば1時間で4MBくらいです。1km換算では0.13MBです。
予想以上に少ない結果ですね。
Googleマップはナビの際に設定できる項目があまりないので、その分使用するデータも少ないものと思われます。
Googleマップの経路案内ではあまり細かい設定は出来ませんが、地図の種類や地図の詳細情報を選択できます。これらをオンにするとさらにデータ通信量がかかると思うので注意して下さい。初期状態ではオフになっています。
Googleマップのレイヤをタップ。
ここで「航空写真」や「地形」、「交通状況」などを選択するとその分データ通信量がかかってしまいます。
Yahooカーナビのデータ通信量
Yahooカーナビですが10km20分走行して6.4MBでした。
1時間で約20MB、1kmあたり0.64MBです。
Googleマップと比べると通信量が多くなりましたが、Yahooカーナビの場合、ナビとして設定できる項目が非常に多いので、その分データ通信量も多くなるのでしょう。
今回はほぼ初期状態の設定で計測しましたが、設定によっても違ってくると思います。
本格的なナビのような設定ができます。案内の設定をオフにすればもう少し節約出来るとは思いますが、そうするとYahooカーナビの良さが薄れてしまう気がします。
正直そこまで莫大に通信量を使うわけでもないので、このままでも十分でしょう。
場所や交通状況などによって違ってくる
データ通信量ですが、場所や交通状況によっても違ってきます。
ただ、長い間ナビアプリを利用していますが、データ通信量をすごい消費したってことは今までありません。
おおよそ今回の計測結果とさほどわからないと思います。
ネットで調べると1時間で1GBも消費したという報告もありましたが、それはおそらくほかのアプリなどがバックグラウンドで動いているせいで、ナビアプリの問題とは思えません。
どんだけリルートしようが、複雑な地形を走ろうが、1時間で1GBいくことはないはずです。
なので、ナビアプリを使ったら異常にデータ通信量を消費したって人は、まず他のアプリが裏で動いていないかなどを確認してみましょう。
iPhoneの場合「設定」>「モバイル通信」でどのアプリがどれくらいデータ通信量を消費しているのかを確認できます。
通信制限がかかったらどうする?
データ通信がまったく出来ない場合は、目的地の検索がそもそもできなくなるので、ナビとしては使えません。ですが、最初に目的地を設定してあればナビは可能です。ただし、地図データの更新やリルートの案内などリアルタイムな情報更新はされません。
また、通信制限がかかってしまい、200Kbpsになってしまったなどの場合ですが、低速でもナビは利用できます。
私自身も低速時に使っていて問題はありませんでした。
まとめ
今回は「GoogleマップとYahooカーナビのデータ通信量を計測してみた!」をご紹介しました。
予想以上にデータ通信量はかからないという結果でしたね。よほど月のデータ容量が少ないプランでない限りはそれほど気にしなくても良いと思います。最悪通信制限かかってもナビは使えますしね。
なにかわからないことがあれば、お問い合わせフォームよりご相談ください。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。