「IIJmioがちょっと気になるけど、実際どうなのよ?」って契約前は不安になりますよね。
いざ契約して全然使い物にならなかったら、即解約というのもなかなか難しいのでイヤイヤ使うことになりかねません。
そんなのたまったもんじゃありませんので、今回は実際にIIJmioを契約してどうだったのか、メリットやデメリットを思いつく限りあげて徹底的にあなたの不安を取り除こうと思います。
今まで格安SIMを9社ほど契約してきた経験から、良いところ悪いところを忖度なく正直にご紹介しますので、これを読めばIIJmioを契約して後悔しないのかそれともやめたほうがいいのか、必ず解決します。
それでは早速いってみましょう!
IIJmioを契約してわかったメリット
お得なキャンペーンでスマホが激安で購入できる
IIJmioの一番のメリットと言えば、最新のスマホを驚くほど安い価格で購入できることでしょう。
私もそうでしたが、おそらく多くの人はこのキャンペーンにつられて契約すると思います。
IIJmioでは定期的にスマホの乗り換えキャンペーンをおこなっていて、スマホとセットで回線を契約すると、安いものだと一括110円でスマホを購入できます。
▼こんな感じ。
Androidだけではなく、最近値上げが激しいiPhoneも安く購入できます。
もしサブ回線とかをほかで運用しているのなら、この為だけにIIJmioに乗り換えたほうがいいレベルです。
実際そういう人は多いですしね。
もし誰かに「IIJmioに乗り換えるべき理由は何?」って言われたら、激安なキャンペーンがあるからと即答します。
もちろんそのほかにも月額料金が安いとかあるのですが、大きな理由はやはりこのスマホ安売りキャンペーンです。
ただし、過去1年の間に、同等のキャンペーンをIIJmioで受けた人は対象外になることが多いです。まあ何回も乗り換えられたらIIJmioもたまったもんじゃないので、これは当たり前ですが。
それと、契約してすぐ解約とか繰り返すと、ブラックリストに載るおそれがあるので、そこは注意してください。
なんにしても、まだキャンペーンとか受けたことないよって人は、このチャンスは逃さないようにしてください。
月額料金が安い
IIJmioは単純に月額料金が他社の格安SIMと比べて安いです。
人気のmineo、BIGLOBEモバイルと比較してみましょう。
2GB | 4GB | 8GB | 15GB | 20GB | |
IIJmio 音声SIM | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 |
1GB | 5GB | 10GB | 20GB | ||
mineo 音声SIM | 1,298円 | 1,518円 | 1,958円円 | 2,178円 |
1GB | 3GB | 6GB | |||
BIGLOBEモバイル 音声SIM | 1,078円 | 1,320円 | 1,870円 |
もちろん各社ともに特徴があるので単純に料金だけで比較するのもどうかと思いますが、結構違いますよね。
特にサブ回線とかで運用したい場合は低容量のプランでいいと思うのですが、その場合、IIJmioは2GBで850円ですが、mineoとBIGLOBEモバイルは1GBで1,000円以上します。
この差は結構でかいですよね。
またIIJmioはスマホのキャンペーンと同時に回線の割引キャンペーンもおこなっていて、その場合、6ヶ月間半額になったりします。
まあ半額キャンペーンはしょっちゅうおこなっているわけではないのですが、同じようなキャンペーンは結構あります。
キャンペーンを狙うとかなり安く契約できるので、オススメです。
アプリ不要で通話料半額
格安SIMで通話料を安くしたい場合、専用アプリを使うことが多いと思うのですが、IIJmioは専用アプリを使用しなくても通話料が安くなります。
というか、通常の通話料金が安く30秒11円で利用できます。
私はBIGLOBEモバイルも契約していますがそちらは専用アプリが必要で、しかもアプリを久しぶりに起動するとログインを要求されたりして死ぬほど面倒くさいです。なので、アプリを使わないのは凄く好印象。
ただし、通話定額オプションを申し込んだ場合は「みおふぉん」というアプリを利用する必要があります。めんどくせ。。。
「バースト機能」で低速状態でもページ読み込みが快適
月のデータ通信量を使い切った場合に300kbpsに速度制限されますが、バースト機能によりテキストベースのサイトやLINEやメールくらいなら使えるようになります。
バースト機能というのは「低速通信時にも、通信しはじめの一定量は高速通信できる機能」ですが、これによりテキストベースのサイトなどは比較的高速に読み込むことができるわけです。
ただし、画像が多いサイトやYouTubeなどの動画視聴などはストレスたまりまくりなので諦めましょう。
たまに300kbpsでも低画質ならYouTubeも大丈夫とか嘘を言っている人がいますが、よほど我慢強い人じゃないとストレスで発狂します。
ちなみに、IIJmioは専用のアプリで簡単に自分で低速モードに切り替えることも出来ます。
ちょっと使いすぎだなと思ったらセーブできるわけです。
LINEとかメールくらいなら使えるので、すぐに速度制限されちゃう人はこまめに切り替えるのもありですが、そんなことしているよりも大容量のプランに乗り換えたほうが無難です...
余ったデータ量を翌月に繰り越せる
データの繰り越しができます。
今はデータの繰り越しをできるところも多くなっていますが、これが出来ると出来ないとじゃ毎月の運用が全然違ってきます。
私はもうデータの繰り越しのできない格安SIMには契約すらしたくないです。
今月はあんま使わないなくてほとんどデータが余っているときに、それが全部無駄になると思うとなんとも損した気分になるのですが、繰り越しされると「こんな使える」とちょっと嬉しくなるんですよね。
なので、データ繰り越しはもはや必須です。
IIJmioは出来るのでご安心を。
平日昼12時台を除けば快適
お昼時の混雑時は回線の速度が遅くなるのは格安SIMの宿命ですが、IIJmioはお昼時以外は安定しています。
回線速度に関しては別記事で詳しく検証したのでそちらをご覧ください。
こちらの記事を見ていただければわかりますが、mineoは夜とかも遅くなっていたのですが、IIJmioは安定した速度が出ています。
ただし、お昼時はやはり遅くなります。
1Mbpsくらいのときもありますので、そうなるとYouTubeの視聴は厳しいですし、サイトの閲覧でも遅くてちょっとイラッとすることもあるかもしれません。
このお昼時の遅さに我慢できるかどうかでも格安SIMにするかどうかって決まってきますよね。
個人的にはお昼時にわざわざYouTubeを観ようとしないのでそれほど気になりませんが、お昼食べながらガンガン動画観たい人はそもそも格安SIMはやめたほうがいいと思います。
eSIMが使える
データ通信のみですが、eSIMも使えます。
前にauで大規模な通信障害が起きましたが、そんなときでもeSIMをサブ回線にしておけば回避できます。
音声通話できないのがちょっと残念ですが、データ通信をサブ回線に設定したい人は大きな選択肢になるはずです。
eSIMに関してはこちらの記事も参考にしてください。
LINEの年齢認証・ID検索可
格安SIMだとLINEの年齢認証が出来ないので、LINEのID検索やオープンチャットの参加ができないことが多いのですが、IIJmioでは年齢認証が出来るのでLINEのID検索にもオープンチャットにも対応します。
もはやLINEは必須のツールとなっているので、地味にこれは便利です。
IIJmioはテザリングが無料
デザリングが有料の会社も多いですが、IIJmioはデザリングを無料で利用できます。
デザリングって外でPCをつなげて仕事する場合とかが多いと思うのですが、そうなると大容量プランじゃないと正直怖いので低容量プランの場合はあまり意味ないんですけどね。
まあ無料に越したことはないですし、PCでもメール受け取るくらいならそれほど通信量もかからないでしょう。
店舗で即日開通できる
ビックカメラやコジマ、ソフマップなどで即日開通手続きができます。
また、ヨドバシカメラでも契約手続きができます。
オンラインだと即日開通というわけにいかないので、すぐに利用を開始したい場合は便利ですよね。
最低利用期間・違約金なし
最近はどの格安SIMもだいたいそうですが、最低利用期間や違約金などはありません。
ただし、最低利用期間がないからと言って、キャンペーン目的ですぐに解約したりするとブラックリストに載る可能性が高いです。
ブラックリストに載るとほかでも契約できないなんてことになりかねないので、これは気をつけたほうがいいです。
少なくとも半年間は契約しましょう。
IIJmioを契約してわかったデメリット
お昼時の通信速度が遅い
大きなデメリットと言えばお昼時の通信速度が遅いことです。
正直デメリットらしいデメリットってこれしかないです。
IIJmioに限らず、格安SIMの一番のウィークポイントですよね。このせいで格安SIMを契約しない人も多いと思います。
速度に関する詳細な記事はこちらをご覧ください。
お昼時(12~13時)の通信速度ですが、平均すると1~3Mbpsあたりだと思います。
どれくらいの速度かというと、YouTubeの低画質はなんとか視聴できるレベルでしょうか。
サイトの閲覧も画像が多いところは読込みに時間がかかるのでイラッと来るかもしれません。
また、Instagramも重いので表示に時間がかかります。
どれも使えないことはないのですが、遅くなるのでストレスはあります。
逆にお昼時以外はそれほど遅くならないので、問題なく使えます。
お昼時にもガンガン回線を使うかどうかによってだいぶ変わってきますよね。
私はお昼時にはあまり使わないので特にきになるとってないのですが、お昼休みにご飯食べながら動画観たりしたいなら素直にキャリア回線のほうがいいと思います。
ただ、メインじゃなくサブ回線とかで使うならこのへんはどうでもいいんですけどね。
低速モード時に容量制限がある
月のデータ容量を超えた場合に300kbpsの速度制限がかかると言いましたが、さらに3日あたりに通信量が「366MB」を超えると通信制限されます。
300kbpsよりも遅くなるので、正直使いものになりません。
ただ、24時間超えると解除されます。
まあどちらにしても300kbpsじゃほとんどなにもできないのですが...
すぐに速度制限がかかってしまう人は素直に容量を上げたほうがいいでしょう。
IIJmioの専用店舗はない
IIJmioの専用店舗はないので、サポートは電話とネットだけになります。
なので、ショップで細かいサポート受けたい場合はやめたほうがいいです。
おそらくそういう方はこの記事を読んでいないと思いますが...
支払い方法はクレジットカード払いのみ
支払いはクレジットカードのみです。
デビットカード、口座振替などには対応していません。
短期間の利用ならプリペイドSIMも取り扱っていますが、データ通信専用になります。プリペイドSIMならパッケージを店頭で購入すればいいので現金でもいけますが、そこまでして契約する意味は特にないと思います。
5Gが無料で利用可能だけど...
今は当たり前になりつつありますが、5Gにも無料で対応しています。
ただし、IIJmioの5Gは転用5Gと言われるもので、実測値では4Gとそれほど速度は変わらないはずです。
これは公式でもアナウンスされていました。
4GLTEと設備を共用する現行方式の5Gでは、混雑時の通信速度は大差ありません。 そのため、5Gエリアにてアンテナピクト上は切り替りますが、必ずしも通信速度の改善を保証するものではありません。
また5G通信エリアもドコモとauのエリアに準じしていますが、ミリ波は利用できません。
正直5Gには対応していますが、速度に関してはあまり期待しないほうがいいです。
それと、eSIMは5G対象外です。
IIJmioの通信速度は遅いのか?体感としてどうなの?
このブログの検索数を見ても、多くの人が通信速度の遅さを気にしているようなので、実際に使っていて体感としてどうなの?という話をしたいと思います。
まず、何度も言いますが、平日のお昼時はやはり遅いです。
何度か速度計測していますが、平均すると1~3Mbpsくらいで、調子が良いと5~6Mbpsくらいは出ます。
YouTubeで高画質の動画を観なければまあ問題ないのですが、それでも画像の多いサイトを閲覧するときは読込みが遅いので、少しイラッとすることもあります。
ただ、SNSやLINE、メール、ニュースアプリなどはこれと言って遅いと思うことはないので、あんまりガンガン使わないのであればそれほど気になりません。
平日の昼時以外は遅いと思うことはあんまりないです。休日のお昼時もそれほど遅くなりません。
YouTubeも問題なく観れます。
遅いのは平日の昼時だけなので、あとはこの時間帯にたくさん使うのかどうかだけの問題です。
Wi-Fiとかメインなら特に気にならないでしょうしね。
IIJmioがおすすめな人
次の3つに当てはまれば、IIJmioを選んでも後悔はしないでしょう。
スマホを安く購入したい
最新のスマホを安く購入したいなら、IIJmioは本当にオススメです。
毎日キャンペーンをおこなっているわけではありませんが、定期的に開催していますので、それを狙うと本当に安く購入できます。
IIJmioをサブ回線、そしてIIJmioで購入したスマホをサブスマホで運用するというのもアリだと思います。
最近はiPhoneの値段もバカみたいに高くなっているので、こういうキャンペーンを狙って安く手に入れてください。
お昼時に遅くても気にならない
IIJmioのデメリットってお昼時に遅いくらいなので、逆を言えばそれが気にならないならデメリットはあまりありません。
普段お昼時はどうしているのかな?と考えてみて、ゴリゴリに使っていないなら問題ないと思います。
月額料金を安くしたい
IIJmioはたくさんある格安SIM業者の中でもかなり安いほうなので、毎月の通信量を抑えたいならオススメです。
*mineoとBIGLOBEモバイルの比較
2GB | 4GB | 8GB | 15GB | 20GB | |
IIJmio 音声SIM | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 |
1GB | 5GB | 10GB | 20GB | ||
mineo 音声SIM | 1,298円 | 1,518円 | 1,958円円 | 2,178円 |
1GB | 3GB | 6GB | |||
BIGLOBEモバイル 音声SIM | 1,078円 | 1,320円 | 1,870円 |
IIJmioをおすすめしない人
何度も言って申し訳ないのですが、お昼時に遅くなるのが嫌な人はやめたほうがいいです。
また、20GB以上の大容量プランがいい人はやめましょう。
IIJmioにも20GBのプランがありますが、もし20GBプランを申し込むなら、nuroモバイルのNEOプランの方がオススメです。
nuroモバイルのNEOプランは回線が専用帯域なのでお昼時でも速度が落ちません。
また、20GBで2,090円なのでIIJmioと変わりませんが、速度制限がかかっても1Mbpsで利用できます。
それでもスマホを安く購入したいのならIIJmioもアリですが、それならIIJmioを低容量プランで申し込んで、メインをnuroモバイルで運用とかのほうがいいかなと思います。
IIJmioを7ヶ月ほど使用してみて、結局どうなのよ?
私はお昼時にそれほどモバイル回線を使わないので、回線の速度でイライラすることは特にないです。
他の時間帯はそんなに遅くないですしね。
それ以上にスマホを安く購入できたり、月額料金を抑えられたりするメリットのほうが圧倒的に高いと思っています。
現在は4GBのプランをサブ回線として利用していますが、SNS、LINE、音楽配信、ラジオ、ニュースアプリを毎日使っていて、2GBくらいでしょうか。データ繰り越しも出来るので、たいてい毎月6GBくらいで運用できています。
メインで使っているわけではないのですが、YouTubeとかをモバイル回線であまり観ないなら、これくらいの容量でも足りちゃうんですよね。普段はWi-Fiですし。
なのでメインで使っていても不満はないと思います。
別にゴリ押しするわけじゃないですが、コスパには相当優れている格安SIMです。
あんまり褒めてばかりなのは嫌いなので、ダメなところもどんどん紹介したいのですが、結局はお昼時の回線の遅さくらいしかありません。
「俺もお昼時はそんなに使わないな」って人にはオススメできますよ。
IIJmioに関するよくある質問の回答
ブログに寄せられるIIJmioについてのご質問に回答します。
Q.IIJmioとBIGSIMならどちらがいいですか?
BIGSIMはIIJmioの回線を使用していて、料金プランも一緒です。何が違うかというと、BIGSIMはビックカメラが取り扱っているので、なにかあったときに直接サポートをしてもらえるのと、BIGSIMは無料のWi-Fiが使えます。それと、ビックポイントで支払いできるので、頻繁にビックカメラを利用しているならBIGSIMもいいかもしれません、
逆にビックカメラをそれほど利用しないなら、IIJmioのキャンペーンで申し込んだほうがお得です。
Q.格安SIMにするデメリットってなんですか?
一番は回線速度です。格安SIMはドコモなどから回線を借りている状態なのでどうしても遅くなります。回線速度をもっとも重視するならnuroモバイル、ahamo、LINEMOの方がおすすめです。
Q.スマホを安く購入できるのってIIJmioだけ?
OCNモバイルONEも同じようなセールをよくおこなっているので、チェックしてみてください。
Q.他社からの乗り換え手続き(MNP)は簡単ですか?
格安SIMに契約する場合は一番気になるかもしれませんが、意外と簡単で手順通りに進めればよほど疎い人じゃない限りは出来るはずです。
IIJmioはビックカメラやコジマ、ソフマップ、ヨドバシカメラで開通手続きができるので、不安な人は店頭で申し込めば大丈夫です。
まとめ
なんか長くなってしまいましたが、回線速度以外に不満点は特にありませんので、ご自身がお昼時の回線速度を重視するのかどうか、それで選んでいいと思います。
もし契約前にもっと聞きたいことがある場合は、お問い合わせフォームからなんでもお聞きください。
全部正直にお答えします。
この記事がお役に立ってたら嬉しいな~。
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