ヤフーとソフトバンクが始めたQRコード決済サービス「PayPay」がいよいよ提供開始されました。
中国ではQRコード決済が広まっていますが、その中国のQPコード決済大手の「Alipay」と業務提携しています。
日本の電子決済は群雄割拠ですが、果たして生き残ることはできるのでしょうか?
早速登録してみましたので、使い方などをレビューしたいと思います。
PayPayとは?
QRコード決済ではLINEやAmazonが参入してきていますが、ヤフーとソフトバンクが始めたのがPayPayです。
「PayPay」って名前が「PayPal」と似ていて非常に分かりづらいのですが、これはなんとかならなかったのでしょうか?
GoogleでPayPayと検索すると、勝手にPayPalに変換される始末です。
まあそれはさておき、PayPayの優れているところは、お店が非常に簡単に導入できるところです。QR決済なので、なにか特別な端末も必要ありません。
また、手数料が3年間無料というのも非常に大きいですね。加盟店が一番ネックなのは手数料なので。これなら個人商店でも気軽に導入できます。
決済も最短翌営業日には振り込まれるようです。
加盟店になるには審査が必要ですが、一気に広まる予感もします。ユーザーもクレジットの使えない個人商店が対応してくれるとありがたいですよね。
PayPayの使い方
まずはPayPayアプリをスマホにインストールしましょう。
認証にはSMSが必要になりますので、通話SIMのあるスマホでおこなってください。
インストールしたら起動し、ヤフーIDもしくはメールアドレスで登録します。登録時にSMS認証があります。
認証が終わったらすぐに利用できますが、その前に支払い方法を登録しましょう。
左上の設定メニューをタップ。
「支払い方法設定」をタップ。
Yahooマネーに登録している場合はPayPayと連携させましょう。連携させるとYahooウォレットに登録されている決済がインポートできます。
「PayPay残高にチャージ」でPayPay口座に登録銀行口座から直接チャージできます。
クレジット支払いしたい場合は「クレジットカードを追加」で登録してください。
これで準備完了です。
支払い方法
支払い方法はQRコード決済とバーコード決済があります。
QRコード決済
バーコード決済
はっきりと説明がないのでなんとも言えませんが、おそらく中小規模のお店はQR決済で、大手のお店はバーコードにも対応という感じなのかなと思います。
利用者としてはバーコードのほうが断然ラクですね。QR読み込んで自分で金額を入力するのはちょっとめんどいです。
PayPay対応店
こちらのPayPayマークがあるところが対応店舗です。
現在発表されている対象店舗
まあ始まったばかりなのでこれからですね。
電子決済の今後
日本の電子決済サービスは数が多すぎてもはやわけがわかりません。
今後電子決済が主流になると言われていますが、選択肢が多すぎるのでユーザーは混乱します。
「このお店ではLINE、こちらのお店ではPayPay。。。」なんてめんどくさくてしょうがないです。
ある程度統一しないと、なかなか中国のようには広まらないような気もします。
それと、スマホが必須になるので、スマホを忘れた場合やバッテリーが切れた場合はアウトです。また、会計の時にいちいちスマホアプリを立ち上げQR読み込みをするという手間がちょっと面倒にも思う。
なので、クレジットに対応しているお店ならわざわざQR決済は使わない気もしますが、個人商店などでクレジットを導入していないところの支払いには良いですね。
まあそれがウリなんでしょうけど。
今後は各企業が連携して、ひとつのアプリにまとめるなどしてくれると嬉しいのですが、そんなことしないだろうな~。。。
でも、こんだけ乱立していると、お互いが足かせになってますよね。
こればっかりは個人の力じゃどうしようもないので、お偉いさん頑張ってください。
まとめ
今回は「PayPayがサービス開始したので早速登録してみた。使い方は?」をご紹介しました。
何度も言いますが、決済サービスの数が多すぎて、ちょっと辟易しています。
決済に限らずポイントカードとかもお店によって全然違うし、その度に違うカードを出したりするのが本当にめんどう。
業界団体が力を合わせてなんとかして欲しいと切に思います。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。