PS4でゲームをする場合、HDDをSSDにするだけでバカみたいに読み込み速度が速くなる。
内臓のHDDをSSDに換装する方法もあるけど、そういうのがめんどくさい場合は手っ取り早く外付けのSSDを購入してしまえば良い。
あとはゲームをSSDにインストールすれば、それだけで劇的に読み込み速度が改善する。
「なんだよ、ロードがおっせ~な~」といったストレスを解消できるわけだ。
で、どんなSSDを買えばいいかってことだけど、結論から言えば、最近発売されているメジャーなメーカー製品を選んでおけば、たいていは問題ない。よくわからない中華製を買わなければ大丈夫。
とは言え、製品によって特徴があるのは確かなので、今回はPS4用のオススメ外付けSSDをご紹介していこう。
正直、まだSSDに交換していないなら早く交換したほうが良いよ。だって、本当に速度が全然違うから。
PS5がそろそろ出るけど、まだまだPS4で楽しむ人は多いだろうから、ぜひ参考にして欲しい。
PS4をSSDに交換する理由
交換する理由はさっき言ったけど、読み込み時間が劇的に速くなるからだ。
これは体感的にもう全然違う。
ここではHDDとSSDの違いを詳しく説明はしないが、単純に3~4倍くらいは速くなると思っていいだろう。
なので、PS4だけではなく、PCもHDDからSSDに換装するだけで、一気に速度が上がる。古いPCでなんだか動きが遅いなんてときも、SSDに交換するだけで復活することも珍しくない。
まあ、そんなわけで、少しでもストレスなく快適にゲームをしたいなら、もはやSSDは必須と言える。
おそらく一度体感すると、もう通常のHDDではストレス溜まってイラつくレベルになる。そんくらい違う。
SSDの種類や違い
SSDにすると速くなるという情報はこれを読んでいるあなたも知っていると思うが、SSDにも種類や違いというのは当然ある。
だからどれにしたらいいのか迷うと思うんで、どれを購入したら良いのか選ぶ基準をご紹介しよう。
まず、外付けSSDの場合、USBで接続することになるのだが、USBにはそれぞれ規格がある。
- USB2.0:最大480Mbps
- USB3.0:最大5Gbps
- USB3.1:最大10Gbps
このように規格によって転送速度が違うわけだ。
見ての通り、USB2.0はもはや過去の遺物なので、これからはUSB3.0以上というのが標準だろう。
これだけみると、「USB3.1対応ならより早いんだろうな」って思うかもしれない。まあその通りなんだけど、この規格は機器もそれに対応していないと使えない。
例えば、USB2.0でしか対応していない機器でUSB3.0を接続しても、USB2.0までの速度しか出ないわけだ。
で、PS4はどうかというと、USB3.0規格なので、USB3.0対応のSSDを購入しておけば大丈夫。逆にそれ以上のものを買ってもフルにパフォーマンスは発揮できない。
ただし、最近の外付けSSDはUSB3.1に対応したものが多いので、あまり気にしなくてもいいんだけどね。
あとはSSD自体の最大転送速度も製品によって違ってくる。
これも高速であればあるほど良いに決まっているんだけど、最大400MB/sのものと500MB/sのものでそこまで違うかと言われると、おそらくPS4で運用する場合はそこまで体感的に違ってくることはあまりないと思う。PCでの運用だと差が出る場合があるんだけどね。
なので、PS4に関してはそこまでこだわらなくていい。
それよりも大事なのは耐久性とかになるので、信頼のあるメーカーのものを購入するようにしたい。
PS4へSSDを接続する方法
PS4への接続方法だが、そのままSSDをUSBで接続すれば自動認識するわけではないので、まずはフォーマットしよう。
PS4のUSBポートにSSDを挿す→設定→周辺機器→USBストレージ機器→『この拡張ストレージを使用する』でフォーマットが開始されるはずだ。そしたらゲームを、設定→ストレージでSSDに移動させるだけだ。
オススメの外付けSSD5選
色々言ってきたけど、PS4にオススメの外付けSSDを5つご紹介しよう。
メーカーの信頼性と性能のバランスを重視してみた。
今回はすべて1TBのSSDを紹介しているが、ご自分の環境に合わせて選択してほしい。
Samsung T5 1TB MU-PA1T0B/IT
ディスクと言えばSamsungということで、もし価格にこだわらないのであれば、このモデルを購入しておけば間違いない。
最大転送速度540MB/sでUSB3.1 Gen2対応。
PS4での動作も確認済みの商品だ。
また、超コンパクトなので場所も取らない。
仕事柄、色々なメーカーのハードディスクを利用してきたが、やっぱSamsungは安定している。
若干ほかのメーカーよりも高くなってしまうが、その価値は十分にある。
SanDisk SDSSDE60-1T00-GH25
これまたディスクでは有名なSanDisk製のSDSSDE60-1T00-GH25。
最大転送速度550MB/sでIP55の防滴性と防塵性を備えている。
大きさも手のひらサイズで重量も軽い。
また、3年間の長期保証付きなのも安心だ。
性能と価格のバランスが一番良いモデルなので、Samsungはちょっと高いなって思うならこちらがオススメ。
ちなみに、私もSanDisk製のものを結構使ってきたが、性能はとても良かった。
I-O DATA SSPH-UA1N/E
見ての通り、耐衝撃に優れたSSD。
最大転送速度は400MB/sで若干遅いが、PS4で使うのであれば十分な速度だ。
サイズも非常にコンパクト。
日本メーカーらしく、PS4の接続ガイドも付いているので、あまりこういう機器に詳しくなくても安心。まあそんな難しいことはないんだけどね。
やっぱ日本のメーカーが良いって場合は、価格も手頃でオススメだ。
WESTERNDIGITAL WDBMCG0010BBT-WESN
ハードディスクといえばWESTERNDIGITALは外せない。
今までWESTERNDIGITALのHDDを腐るほど使ってきたが、不良品に出会ったことは特にない。ただ、どうしても初期不良とかはどのメーカーでもあるので、その場合はすぐに交換してもらおう。
話がそれたが、こちらの最大転送速度は400MB/s
3年保証がついているのも嬉しい。
ただ、USBケーブルが内蔵式なのが気になるところ。USBの接触不良などが起こるリスクが高い。
たしかに便利ではあるんだけど、いざというときに交換できないのはやっぱ少しリスキー。しかもケーブルがちょっと短い。
そこを気にしないのであれば、コスパに優れたモデルだ。
BUFFALO SSD-PG1.0U3-B/NL
言わずとしれた日本メーカー、BUFFALOのSSD-PG1.0U3-B/NL。
値段も安くコスパに優れている。
なにより日本のメーカーというのも安心できるところだろう。
なにか問題が起きても、チャット、LINE,メール、電話でのサポートが受けられる。
正直、海外製のものはどこに問い合わせたら良いのかもわからない場合があるので、もし不安な人は日本製のものを購入するのが一番だ。
メーカーでPS4での動作確認済みなので、動かないなんてこともない。
ただ、最大転送速度を公開していないのが気になるが、おそらく400Mb/sくらいだろう。
今まで紹介したなかでもダントツに安いので、それほどこだわりがないのであればこちらで十分だ。
まとめ
PS4用のオススメSSDを紹介してきたが、いかがだったろう?
高くても安定したものが欲しいのであれば「Samsung T5 1TB MU-PA1T0B/IT」、とにかく安くてサポート体制も整ったものが欲しい場合は「BUFFALO SSD-PG1.0U3-B/NL」を選んでおけばいいだろう。
ただし、記事内でも述べたが、ハードディスクというのは高いものでも初期不良品というのは必ず存在するので、その場合はすぐにメーカーに連絡して交換してもらおう。不良品を掴まされるとやたら怒る人いるけど、ディスクに関しては結構よくあることなので、怒る暇あるならとっとと交換してもらいましょうね。
なにか質問ありましたら、問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。なんでもお答えしますので。
それではまた!