こんにちは!完全ワイヤレスイヤホンに囲まれて生活しているゼロシキ(@LifeEdge_info)です。
最近のスマホはイヤホンジャックがないものも多く、完全ワイヤレスイヤホンは1人一台の時代になってきましたよね。
AppleのAirPods ProやSONYのWF-1000XM3は圧倒的なノイズキャンセリング技術で、大ヒットするアイテムとなりました。
私も実際に視聴しましたが、さすがのクオリティです。
ただ、どちらも値段が高い!
AirPods Proは税込みで3万円を超えてきます。
さすがに簡単には手が出せない金額ですし、正直そこまでの高音質を求める人って多くない気がします。
このブログでも今までコスパに優れた完全ワイヤレスイヤホンをご紹介してきましたが、どれも低価格とは思えないクオリティで、よほどのこだわりがなければ満足できるものが多かったです。
今回ご紹介する「cheero Wireless Earphones CHE-624」はモバイルバッテリーで有名なcheeroがはじめて手掛ける完全ワイヤレスイヤホンになります。
オーディオファンはご存知かも知れませんが、「タイムドメインラボ」というオーディオメーカーの監修を受けた国産メーカーの完全ワイヤレスイヤホンです。
というわけで、「【cheero Wireless Earphones CHE-624 レビュー】タイムドメインラボ監修の完全ワイヤレスイヤホン!」について書いていきます!
本記事はメーカー様から商品をご提供頂いて作成しています。
cheero Wireless Earphones CHE-624の製品仕様
品名 | cheero Wireless Earphones with Bluetooth5.0 |
型番 | CHE-624 |
Bluetooth Ver | Ver 5.0 |
対応プロファイル | A2DP/AVRCP/HSP/HFP |
対応コーデック | SBC、AAC |
最大通信距離 | 10m |
再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
防水仕様 | IPX5 |
バッテリー容量 | 40mAh(本体) 580mAh(充電ケース) |
入力 | 5V/500mA max |
充電時間 | 約1時間(本体)/約2時間(充電ケース) |
再生時間(本体) | 約4時間(通話のみ)/約5時間(音楽再生のみ) |
再生時間(充電ケース) | 約30時間(本体の充電回数5~6回) |
待受時間 | 約75時間 |
寸法 | 26×26×17mm(本体)/75×45×32mm(ケース) |
重量 | 4.4g(本体)/43g(ケース) |
cheero Wireless Earphones CHE-624の外観と同梱品
▼cheero Wireless Earphones CHE-624は、モバイルバッテリーで有名なcheeroが手掛ける完全ワイヤレスイヤホンです。
▼充電ケースはプラスチック製でとても軽いです。
▼充電ポートはUSB-Cです。安価のモデルだとMicro USBのものも多いのですが、これは嬉しい。
▼イヤホン本体は流線型(しずく型)で耳にスッポリと収まるデザインです。
▼ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ボタン部分にはcheeroのロゴが入っています。
イヤホン本体はIPX5レベルの防水性能があります。
IPX5レベルとは「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない」防水性能になりますので、汗や雨に濡れても大丈夫ということになります。
ちなみに、AirPods ProはIPX4の防水性能なので、それよりも上です。
▼本体を充電ケースに収納したところです。磁石でパチンと収納されるので、ケースを開けても落とす心配はありません。
▼イヤホン本体の重さは5g(カタログ値4.4g)とめちゃくちゃ軽いです。
▼充電ケースを入れると48gでした。充電ケース自体も超軽量です。
▼同梱品は「USB-A to USB-C 充電ケーブル」「イヤーピース S/M/L」「取扱説明書(保証書)」です。USB充電器は付属しませんので、別途用意しましょう。
cheero Wireless Earphones CHE-624 完全ワイヤレスイヤホンのベアリング
ベアリング方法はとても簡単です。
step
1充電ケースからイヤホンを外す
イヤホンを外すと自動的にベアリングモードになり、赤と青のLEDが点滅します。
step
2スマホのBluetooth機能をONにする
スマホの「設定」>「Bluetooth」からBluetoothをONにし、「その他のデバイス」に表示されている「CHE-624」をタップします。
「CHE-624」が接続済みになればベアリング完了です。
一度ベアリング設定してしまえば、あとは充電ケースからイヤホンを取り出すだけです自動的にスマホと接続されます。また、イヤホンを充電ケースに収納すると自動的に接続は解除されます。
cheero Wireless Earphones CHE-624は片方ずつのモノラル再生にも対応しています。また、片方ずつ別々のスマホに接続することも可能なので、ふたりで片方ずつ使うなんてこともできます。
cheero Wireless Earphones CHE-624の連続再生時間
cheero Wireless Earphones CHE-624の連続再生時間は約4時間で、バッテリー本体は約5回のフル充電に対応していますので、合わせると20時間の使用が可能になります。
▼充電ケースにはバッテリー残量を示すLEDインジケーターが表示されます。
4つ点灯:バッテリー残量75~100%
3つ点灯:バッテリー残量51~75%
2つ点灯:バッテリー残量26~50%
1つ点灯:バッテリー残量1~25%
点灯なし:バッテリー残量0%
充電ケースの充電時間は約2時間、イヤホンの充電は約1時間です。
▼イヤホン充電中は赤色のLEDが点灯します。
▼充電が終わると赤色の点灯はなくなります。
cheero Wireless Earphones CHE-624の装着感
完全ワイヤレスイヤホンで大事なのは装着感です。
完全ワイヤレスイヤホンって耳にフィットしていないと落として紛失してしまう危険性が大きいのですが、cheero Wireless Earphones CHE-624の装着感は抜群に良いです!
▼実際に装着してみて、矢印のところの耳の骨部分に固定される感じになるので、ガッチリとホールドされます。
装着するコツは、一度縦方向に入れてからグイッと写真の位置までイヤホンを横にするとフィットしますよ。
1週間ほどcheero Wireless Earphones CHE-624を付けて1時間のジョギングをしていたのですが、外れそうになったことはありませんでした。
ただし、イヤーチップは必ず自分の合うものにしてください。
cheero Wireless Earphones CHE-624にはS/M/Lの3種類のイヤーチップが付属しますが、私の場合、はじめに装着されていたMサイズのイヤーピースだと少し小さかったのでLサイズにしたところ、さらにフィットしました。
交換しないでそのまま使ってしまうという人もいるかも知れませんが、紛失などをしないためにも、必ずサイズは合わせるようにしましょう。
cheero Wireless Earphones CHE-624のボタン操作
cheero Wireless Earphones CHE-624はイヤホン本体からスマホを操作できます。
多くの完全ワイヤレスイヤホンは本体からの操作が可能ですが、大きく分けて物理ボタン式とタッチセンサー式の2種類があります。
物理ボタン式はその名の通りボタンを押すことで操作できます。タッチセンサー式はイヤホンに触れると操作できるものです。
タッチセンサー式のほうが近未来感あってカッコいいのですが、実際は精度がかなりシビアで誤操作が頻発します。なので個人的には物理ボタン式のほうが圧倒的に操作しやすいと思いますが、cheero Wireless Earphones CHE-624は嬉しいことに物理ボタン式です。
▼ポチッと押すことで操作できます。
イヤホンのボタン操作一覧
右か左1回押す:再生・一時停止・受話・終話
左2回押す:曲戻し
右2回押す:曲送り
着信時に右か左2回押す:通話拒否
cheero Wireless Earphones CHE-624ですが、残念ながら音量の操作はイヤホンからはできません。音声操作はスマホからおこないましょう。
cheero Wireless Earphones CHE-624の音質
さて、肝心の音質ですが低音がしっかり効いていて、とてもバランスの良い仕上がりになっています。
安価モデルだと低音が響かないモデルも多いのですが、cheero Wireless Earphones CHE-624はしっかりと低音が響きます。
低音から中音域までがとてもバランス良く出ていて、高音はそこまで強くないです。
なのでシャカシャカとした嫌な音は出てきません。
ポップス、ロック、ジャズ、ラジオを聴いてみたのですが、どれも本当に聴きやすいです。
cheero Wireless Earphones CHE-624はタイムドメインラボというオーディオメーカーの監修を受けたイヤホンなので、音質に関してはほかの安価なモデルよりも少し抜きん出ています。
今まで同じような価格帯で7種類くらいの完全ワイヤレスイヤホンをご紹介してきましたが、一番バランス良い仕上がりなのがcheero Wireless Earphones CHE-624です。
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正直ここまで良かったのは驚きでした。
ただ2点だけ気になったことがあります。
ひとつは遮音性です。結構外部の音が聴こえてきます。おそらくこれはイヤーピースの問題かと思われるので、もし遮音性にこだるのでしたら他のメーカーのイヤーピースを付けたほうが良いかもしれません(ただし他のイヤーピースだと充電ケースに収まらなくなる恐れもあります)
個人的にはジョギング中に使うことが多いので、多少外の音が聞こえるほうが安心です。この辺は好みの問題ですね。
もうひとつは対応コーデックがSBCとAACで、aptXには対応していません。
AACやaptXというのは音声圧縮方式のことですが、iPhoneならAAC、AndroidならaptXに対応しているとより高音質で聴くことができます。
とはいえ、iPhoneとAndroidでそれぞれ聴き比べたのですが、私の耳ではその差はよくわかりませんでした(笑)
SBCとaptXで何度か聴き比べればその差はわかるかもしれませんが、意識していないとわからないレベルです。
cheero Wireless Earphones CHE-624 レビュー まとめ
今回は「【cheero Wireless Earphones CHE-624 レビュー】タイムドメインラボ監修の完全ワイヤレスイヤホン!」をご紹介しました。
cheero が完全ワイヤレスイヤホンを出すのははじめてですが、cheeroの「cheero BB mini」というBluetoothスピーカーはその斬新なデザインから人気になりました。
オーディオ関係の商品を出すのが全くはじめてというわけではありません。
ご紹介したcheero Wireless Earphones CHE-624は予想以上に良い出来だったので、今後もcheeroのオーディオ製品には少し注目しています。
なにかわからないことがあれば、お問い合わせフォームよりご相談ください。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。