格安SIMを解約するときって、たいてい自分で調べてWEBから手続きしないといけないので、慣れていないとなかなか難しいですよね。
店頭でスタッフに聞きながらとか出来ませんし。
そんなわけで今回は、IIJmioを一度解約して再度契約している経験をもとに、IIJmioの解約に関する手続きから疑問点まで、全部まるっとご紹介します。
キャンペーンのスマホセットを購入してすぐに解約なんて考えている人も多いかもしれませんが、その危険性も含めて、本家よりもわかりやすくご説明するので、ぜひ最後までお読みください。
IIJmioの解約方法手順
IIJmioの解約ですが、WEBからになります。電話での解約はできませんので、自分でやる必要がありますが、手順通りに進めれば簡単にできると思います。
他社への乗り換え(MNP)をしないで解約する場合
他社への乗り換え(MNP)などしないで完全に解約してしまう場合です。
1.IIJmioの会員専用ページにログインします。
2.「ご契約者情報の変更・照会」から「サービスの解約」を選択
3.「解約をご検討中のお客様へ」と引き止めるような内容がたくさん出てきますが、無視しましょう。なぜ日本企業はこういうやり方するんだろう...
これを無視して「解約を希望される方はこちら」を選択します。わかりづらい...
4.ここでもまた引き止める文言が出てきますが、無視して一番下の「解約するプラン」にチェックを入れて「次へ」で進みましょう。
その後、注意事項にチェックを入れて「次へ」で「解約申し込み」を選択すれば解約終了です。
解約くらいワンクリックでさせろって感じですよね...
手続き完了後に登録メールアドレスから確認メールが届くので、一応チェックしておきましょう。
他社への乗り換え(MNP)をする場合
MNPとは現在使用中の電話番号を乗り換え先でも使えるようにする手続きです。
IIJmioから他社への乗り換えで解約する場合は必ずMNP予約番号を発行してもらいましょう。というかこれを発行してもらわないと電話番号を失うので注意です。
IIJmioのMNP転出手続きですが、会員専用ページからおこうなうとどのページか分かりづらいので、下記URLからアクセスしてください。
ギガプランとギガプラン以外でページが違います。
IIJmio ギガプラン利用者 MNP予約番号発行・確認ページ
IIJmio ギガプラン以外の利用者 MNP予約番号発行・確認ページ
一度解約してしまうとMNPの発行ができなくなるので、乗り換えする場合は必ずMNP予約番号を発行してください!
MNP予約番号は15日間の有効期限が設定されていますので、有効期限以内に乗り換えが完了しなければ予約番号は失効します。失効しても再手続きは可能ですが、若干時間がかかってしまう場合もあるので、乗り換え先が決まってから発行したほうがいいですよ。
初期契約解除をする場合
IIJmioに契約して8日以内ならIIJmioの合意なしに契約を解除することが出来る制度で、いわゆるクーリングオフ的な感じです。
こちらはWEBもしくは書面から手続きできます。
WEBからは以下のリンクから手続きしましょう。
書面での解約はサポートセンターに電話する必要があります。
IIJmioサポートセンター電話番号:0570-09-4400(年中無休/9:00~19:00)
IIJmioの最低利用期間と解約金・違約金
基本的にどれも最低利用期間(最短解約日)は、利用開始月の翌月末日までとなっており、月初で解約しても月末日までの料金が請求されます。
音声通話SIM(ギガプラン)の場合
ギガプランの最低利用期間(最短解約日)は、利用開始月の翌月末日となります。
利用開始月の月額料金は日割り、解約月の月額料金は満額となります。
約2ヶ月ほどは解約することが出来ないってことですね。もし解約手続きをおこなっても、利用開始月の翌月末日までお金が請求されます。
解約金や違約金は発生しません。
音声通話SIM(ギガプラン以外)の場合
ギガプラン以外の音声通話SIMの場合も最低利用期間は利用開始日の翌月末日までなんですが、12か月以内に解約する場合、音声通話解除調停金というよくわからない費用が請求されます。簡単に言えば違約金なんですがややこしい言い方をしていますね。
2019年10月1日以降に申し込んだ人は一律1,000円。
2019年9月30日までに申し込んだ人は[12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数] ×1,000円。
2019年9月30日からもうすぐ1年経つので、ほとんどの人は一律1,000円だと思います。
13ヵ月目以降は「音声通話機能解除調定金」は発生しません。
データ通信SIMの場合
最低利用期間が利用開始日の翌月末日までで、解約金や違約金は発生しません。
eSIMの場合
最低利用期間が利用開始日の翌月末日までで、解約金や違約金は発生しません。
IIJmioの解約日について
IIJmioの解約日は当月末なので、月の途中で解約手続きをしても、月末まで満額請求されます。
例えば5月10日に解約手続きをしても5月31日までの分が請求されます。
日割りなどは行われません。
ただし、月初で解約しても月末までは使用できるので、すでに解約が決定している場合は解約手続きを忘れないために、早めに手続きしたほうがいいかもしれません。
SIMカードの返却について
SIMカードは解約後に返却する必要があります。返却しなくてもペナルティとか正直ありませんが、マナーとして返却はしておいたほうがお互い気持ちが良いでしょう。それだけのことです。多くは語りませんので察してください。
返済期限などは特にありません。
SIMカード返却先
〒143-0006
東京都大田区平和島3-6-1東京団地倉庫A-2 棟 住友倉庫内
宛名:IIJ モバイル 解約受付センターv
TEL:0570-09-4400
返却はSIMカードだけで大丈夫です。パッケージとかはいりません。返送代金は自己負担になります。
台紙などに貼り付けて封筒で送れば大丈夫です。
IIJmioのキャンペーン(スマホセット)を契約した場合の即解約について
IIJmioでは定期的にスマホ大特価キャンペーンをおこなっていて、最新のスマホを激安で購入できますが、それ目当てで契約してすぐに解約しようとする人も少なくありません。
ただし契約して即解約するとブラックリストに載る可能性が大なので、絶対にやめましょう。
ブラックリストに載るとIIJmioだけではなく、他社でも信用をなくすおそれがあります。
脅しでもなんでもなく絶対にやめたほうがいいです。少しのお金のために大きなリスクを負うことになります。
一度なら大丈夫という人もいますが、大丈夫でも候補には載ると思うので、今後のことを考えるならやめたほうがいいです。
IIJmioは2ギガプランなら1,000円もかかりませんし、キャンペーンを併用すればワンコインとかで毎月運用できてしまいます。少なくとも1年くらいは使ったほうが無難です。
端末の分割支払が終わっていない場合の解約について
端末を分割で購入していて、その支払が終わる前に解約した場合、残りの支払いはそのまま続ける必要があります。
解約と同時に一括というわけではなく、分割での支払いで大丈夫ですが、もし一括で支払いたい場合は以下のサイトより手続きしてください。
IIJmioを解約するタイミングについて
月の途中で解約しても月末まで請求されるので、解約は月末まで待ったほうがいいとよくわからない事を言っている記事も多いですが、月初で解約しようが月末まではスマホを使用できますので、その月で解約することが決まっているなら、月末まで待って解約する意味はありません。
逆に解約を忘れないためには早めのほうかいいかもしれません。
解約のタイミングで気をつけなければいけない場合は乗り換え(MNP)する場合です。
乗り換えを月初にしてしまうと残りの日数が無駄になってしまうので、MNP転出する場合は月末に合わせ手続きするようにしてください。
ただし、MNP発行番号は発行まで1日~4日くらいかかる場合があるので、ある程度の余裕は持たせないと、月末を過ぎる恐れがあるので注意しましょう。
MNP発行番号の有効期限は15日なので、月末の10日間くらい前にMNP発行手続きするといいでしょう。
解約に関するQ&A
解約の取り消しはできますか?
解約手続き後に解約予定日が決定するので、予定日の20時までなら取り消し可能です。
解約予定日は当月末になるので、月末の20時までならキャンセルできる感じですね。
店舗や電話での解約はできますか?
できません。
WEBからのみです。
どうしてもわからない場合はIIJmioのサポートに連絡してください。
それでもわからなければこのブログのお問い合わせフォームからご相談ください。
日割り計算されますか?
月初で解約したとしても、日割り計算はされずに月末まで満額請求されます。
その代わり、解約手続きしても月末までは利用できます。
(MNPですでに転出した場合を除く)
SIMカードを返却しないと罰金とかありますか?
一応返却することになっていますが、返さなくても罰金などはありません。
紛失した場合、正直放って置いても問題ありませんが、気になるようならIIJmioのサポートに連絡してください。
即解約するのはやばい?
ブラックリストに載ると後々大変な目に合いますので、絶対にやめましょう。少なくとも半年以上は使用しましょう。
解約後にオススメの格安SIMは?
IIJmioを解約するということは「速度が遅かった」「もっと安いところがいい」の2択だと思います。
その2点で考えた場合のベストな移転先ですが、速度重視ならnuroモバイルのNEOプラン、安さ重視ならpovo2.0になります。
速さ重視の場合
nuroモバイルのNEOプランはまだそれほどメジャーじゃないですが、20GB使えて月額2000円ほどです。
同じ20GBのahamoと比べても1,000円近く安いです。
また単に安いだけではなく、nuroモバイルのNEOプランは格安SIMには珍しく専用帯域を使っているので、お昼時でも速度が落ちません。
*ただしNEOプランだけになるので注意。
安さと速さのバランスが取れていて、コスパは最高です。
ahamoやワイモバイル、UQモバイルなども速いですが、料金が高くなるので、nuroモバイルのNEOプランがイチオシです。
安さ重視の場合
単純にサブ回線で使うから安いのでいいのなら、povo2.0一択でしょう。
楽天モバイルが0円を廃止した今、povo2.0は0円で回線維持出来るので、サブ回線として使うならpovo2.0意外にあり得ません。
povoの次点としては日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン」もオススメです。
月額290円で1GB利用できるので、サブ回線としてなら相当優秀です。
まとめ
IIJmioの解約手続きについてご紹介してきました。
解約ページに行くまでが少しわかりづらいんですが、ご紹介した方法で進んでいただければ大丈夫なはずです。
契約日の翌月末になれば解約できますが、スマホセットを購入してすぐに解約するのは危険なのでやめましょう。何度も言って申し訳ないのですが、ブラックリストに載ってからでは遅いので。
その他、解約手続きについてわからないことがありましたら、お問い合わせフォームからご相談ください。
それでは!
IIJmio関連記事はこちら
[hoverner id=11244]