iPhoneをはじめ、Apple製品同士は「FaceTime」というアプリを利用すれば相手とテレビ電話で通話することができます。
Apple製品同士でしか使えないという難点はありますが、無料で通話することが出来るのと、Apple製品であればiPhoneだけではなくMacやiPad、Apple Watchでも使うことが出来るので使ってみたいという人は多いと思います。
ただ、そこで気になるのが通信量ですよね。
FaceTimeはデータ回線を使うので通話料などはかかりませんが、通信費はかかります。
そこで今回はFaceTimeを利用した際の通信量がどれくらになるのかなどをご紹介します。FaceTimeの使い方などはほかでもたくさん紹介されているので、ここでは説明しません。ご了承下さい。
FaceTimeの通話料
FaceTimeは電話回線を使用した通話ではなく、LINEやスカイプのようにデータ回線を使用した通話になりますので「通話料」はかかりませんが、Wi-Fiやモバイル回線を利用する際の費用はかかります。
ご自宅の光回線のWi-Fiなどであれば心配する必要はありませんが、モバイル回線の場合はデータ通信量がオーバーする可能性があるので注意が必要です。
となるとFaceTimeを使用した際のデータ通信量がどれくらいなのかが気になると思うので、実際に計測してみました。
FaceTimeのデータ通信量
FaceTimeは音声通話とビデオ通話がありますので、それぞれのデータ通信量を1分間計測しました。
まずは音声通話ですが、1分で2.1MBです。
続いてビデオ通話ですが、1分で23MBでした。
通話する際の環境によっても若干変わってくるとは思いますが、予想以上に通信量がかかる感じですね。
もしMVNOで月3GBのデータ通信サービスを契約している場合、
FaceTimeオーディオ:23時間
FaceTimeビデオ:2.17時間
の通話が可能になります。
FaceTimeビデオでつい長電話をしたらすぐに通信制限がかかる時間ですよね。私はiPhoneSEをサブ機で使っていますが、LINEモバイルの1GBプランのSIMを挿しているので、少し話したらあっという間に通信量が超えてしまいます。
FaceTimeはWi-Fiで使うことがほとんどだと思いますが、もし外出中に相手から連絡が来た場合、モバイル通信で話すこともあるかもしれません。
FaceTimeは電話と違ってお互いに通信量がかかります。電話と同じ感覚で話していると痛い目にあう可能性があるので、外出中に出る場合などは特に注意しておいて下さい。
FaceTimeに限らずLINEやスカイプなども相手にも通信量がかかります。
FaceTimeをAndroidにかけたい場合
FaceTimeはあくまでApple製品同士のサービスになるので、AndroidやWindowsPCにかけることはできません。
もしAndroidの相手とビデオ通話などをおこないたい場合は「Google Duo」がオススメです。
Google Duo
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「Google Duo」はAndroid同士だけではなくiPhoneとAndroid間でもビデオ通話することが出来ます。
こちらもFaceTimeのようにデータ通信を使った通話になりますので、通話料などは一切かかりません。通信量以外はすべて無料です。
ただし、「Google Duo」を使うには相手が事前にアプリの設定をしておく必要があります。設定自体はSMSで認証するだけなのですぐ終わります。話したい相手がいる場合はアプリのインストールと設定をお願いしておきましょう。
とはいっても、今はほとんどの人がLINEを使うから不要かもしれませんが...
まとめ
今回は「FaceTimeは通信料がかかるの?1分あたりの通信量はどれくらい?」をご紹介しました。
ビデオ通話はずっと動画データを受信するわけなので通信量がかかるのは当たり前なのですが、予想していたよりかかった印象です。
繰り返しになりますが、通話を受けた方にも通信量がかかるので、モバイル回線を利用している時は注意して下さい。また、こちらからかける時も、相手がWi-Fi環境なのかどうか確認してあげるのが良いかもしれませんね。
なにかわからないことがあれば、お問い合わせフォームよりご相談ください。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。