iPhoneのLightning端子に関してはユーザーからも不満のことが多く聞かれるが、ついにLightning端子が廃止される恐れが出てきた。
EU(欧州連合)の欧州委員会は2021/09/23、EU域内で販売されるスマートフォンなどの充電機器の端子をUSB-Cタイプに統一することを盛り込んだ法案を公表したのだ。
仮にこの法案が可決された場合、ついにLightning端子は廃止され、USB-Cになるかもしれない。
欧州議会では2020年の1月に充電ポートの統一に関して過半数が賛成していたので、法案成立の可能性は今のところ高い。
ちなみに対象はスマートフォンだけではなく、タブレット、デジカメ、ヘッドホンなどにも義務付けられる。
ユーザーとしては規格が統一されるのは喜ばしいことであるが、Appleにとっては相当のダメージであることに間違いはない。
Appleも技術革新を妨げるとの理由で反対してきたが、今回ばかりは厳しそう。
この法案は成立後に2年間の移行期間が設けられるので、もし成立すれば、iPhoneなら遅くともiPhone15ではUSB-Cになる可能性がある。
個人的にはiPhone15からではなくiPhone14からUSB-Cにしてほしいが、今の所そういったリーク情報は得られていない。まあ、Lightningの予定だったらそんな急に設計は変えられないだろうしね。
ついにLightningの呪縛から開放されるようになるのだろうか。要注目。
Source:日経新聞