昔のモノクロ写真を誰でも簡単に自宅のパソコンでカラー画像に変更できたら面白くないですか?
実家に眠るご先祖様のモノクロ写真を現代風の写真に変えられたら、また違った見方ができて素敵ですよね?
実はそれを簡単に実現できるサービスがあります。
「ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け」というサイトでモノクロ写真のデータをあっという間にカラー画像に変更してくれます。
どうやらAIを用いて変換しているようですが、詳しい技術は頭の悪い私にはよくわかりません。。。
で、早速使ってみたのですが、これが結構な再現度で少し驚きました。
それでは早速そのサイトをご紹介しましょう。
モノクロ写真のデータをカラー写真に変更する方法
「ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け」というサイトにいきます。
あとは変更したいファイルを指定して「色付け」をクリックするだけです。
「ファイルを選択」で選ばなくても、点線の範囲内にデータをドラッグ&ドロップすればデータが追加されます。
これだけであっという間に変換してくれます。ものの数秒です。
変換後のデータ比較
モノクロデータを変換してみましたので、実際にどのように変換されるか比較してみましょう。
まずは、カラーの元画像を一旦モノクロ画像に変換し、それを再度上記のサイトでカラーに変換してみました。これだと元画像と変換後のデータがどれほど似ているか比較できます。
まずは花束を持った女性です。
さすがに複雑な色の花の表現は難しいかもしれませんが、茶色い髪の毛だったり、肌質だったり、かなり再現度高いですよね。
続いて日光東照宮です。めちゃくちゃ細かくて配色も相当複雑です。これは流石に意地悪過ぎたかなとおもったが...
いやいや、元の色鮮やかさはさすがに表現できていませんが、それでも色味はかなり近いですよね。こんだけ細かくてもきちんと識別されています。
お次は山の中の渓流画像です。
これ、かなり近いですよね。少し色がくすんでますが、この再現度は素晴らしいです。
3枚とも通常の画像データよりも色の再現が難しいものですが、それでもここまでキレイに変換してくれます。
正直あまり期待していなかったので驚きました。どういう技術で色の判定とかおこなっているのか、不思議でしょうがないです。
特に最初の女性の髪の色なんて、どうやって茶色って判断したんでしょうか?凄いです。
さて、最後に昔の古いモノクロ写真を変換してみました。
SLの写真です。
もしカラー画像をいきなり見せられたら、何の違和感もなく普通のカラー写真だと思うレベルですよね。
アメリカの消防車の写真。
少しくすみが見られるものの、これも「あ~古いカラー写真なんだね」と受け入れてしまうでしょう。家の壁の色や人物の服の色とか、おそらくこんな感じだったんだろうなって想像できます。
同じ写真でもモノクロとカラーで印象がガラッと変わりますね。
ぜひ家にある昔のモノクロ写真をスキャンしてカラーに変換してみて下さい。また新たな発見があって、めちゃくちゃ面白いです。
ご家族も喜ぶと思いますよ。
まとめ
今回は「モノクロ画像をカラー画像に無料で変換するサービスが凄い!」をご紹介しました。
はじめはそれほど期待してなかったのですが、実際に変換してみるとその精度に驚きました。
AIを利用しているとのことですが、何万ものデータを学習させたりしているのでしょうか?
すごい人達がいるものですね。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。