「車のエンジンをかけようとしたら、全然かからない....」なんてことは車を持っている人なら1度くらいは経験したことあるのではないでしょうか?
まあいわゆるバッテリー上がりです。
ライトをつけっぱなしにしていたり、久しぶりに車に乗る時なんかによく起こります。
バッテリーが上がった場合の対策として、近くの人に頼んでブースターケーブルでつないでエンジンをかけたり、JAFを呼んだりする方法がありますが、正直あまり頼みたくないですよね。
私も何度かあるのですが、近所の人にお願いするのもなんか申し訳ないですし、バッテリー上がりくらいでJAF呼ぶのもなんか恥ずかしいし嫌なものです。
そんな時はジャンプスターターを使えば一人でも簡単に復旧させることができます。
一昔前は車専用のなんだかゴツいものが多かったのですが、今はジャンプスターターとして使用できるモバイルバッテリーが数多く出ています。
ジャンプスターターのできるモバイルバッテリーは大容量のものが多いので、ジャンプスターターとしてだけではなく、災害時などの非常用モバイルバッテリーとしても1台あるととても安心です。
そこで今回はジャンプスターターに対応している、おすすめのモバイルバッテリーを5つご紹介します。それぞれ性能が違いますので、ご自分の車種などに適したものを選んでみてください。
ジャンプスターター対応モバイルバッテリーを購入する際の注意点
ジャンプスターターによってバッテリーの容量や最大電流などが違います。
最大電流が大きいほど対応する車種は広がります。
例えば800Aくらいのモバイルバッテリーでしたら6.0リッター車くらいまでは対応可能です。
ジャンプスターター対応のモバイルバッテリーとして売られているものは、低くても400Aくらいはありますので普通乗用車でしたら問題なく利用できます。
もし6リッター以上などの自動車に使いたい場合は、最大電流の大きいものを選んでください.
また、ジャンプスターター対応モバイルバッテリーは、基本的に普通自動車である12V車にしか対応しないものがほとんどです。バスやトラックなどの24V車の場合は専用のものを購入しましょう。
ジャンプスターター対応モバイルバッテリーおすすめ5選
YABER ジャンプスターター 20000mAh
20000mAhの大容量バッテリーで、最大電流2000Aの「YABER ジャンプスターター 20000mAh」です。
2000Aあるとほぼすべてのガソリン車に対応できます。
また、ジャンプスターター対応モバイルバッテリーってなぜか防水性能がないものがほとんどなのですが、YABER ジャンプスターターはIP68の防水性能があります。
雪の日などは特にバッテリーが上がりやすい時なので、防水設計されているのはとても安心ですよね。
LEDライトも装備していますので、ほかにライトを用意しなくてもこれだけで夜に作業することも可能です。
モバイルバッテリーとしてもQC3.0に対応していますので急速充電も可能です。
24ヶ月の長期保証もついていて、まさにスキのないモデルです。文句なしにオススメ!
Anker Roav ジャンプスターター Pro
モバイルバッテリーといえばAnkerというくらいにメジャーなブランドになりましたが、そのAnkerが出していのが「Anker Roav ジャンプスターター Pro」です。
8000mAhのバッテリー容量で、最大電流は800Aになります。
先ほどのYABER ジャンプスターターと比べるとだいぶ低い数字ですが、6.0リッターまでのガソリン車に対応しているので、普通自動車であれば問題なく使用できます。
クランプを接続するだけでバッテリーの状態を確認できるのも大きな特徴です。
逆接続防止機能や温度管理システムなどの安全性にも配慮しており、さすがAnkerといった安心のモバイルバッテリーになっています。
LEDライトや、コンパスなども搭載。アメリカの荒野で使うわけではないのでコンパスがいるかどうかはわかりませんが(笑)
スマホへの充電もPowerIQに対応した5V3Aの急速充電が可能です。
PowerIQとは接続したデバイスに応じて最適な電流で充電するAnker独自の技術です。
若干バッテリー容量は低いですが、安定や信頼性を求めるなら「Anker Roav ジャンプスターター Pro」がオススメです。
BEATIT B7 ジャンプスターター
バッテリー容量が16500mAhで最大電流が1200Aの「BEATIT B7 ジャンプスターター」です。
8.0リッターまでのガソリン車と6.0リッターまでのディーゼル車に対応しています。
Ankerと同じく、こちらもクランプに接続するだけでバッテリーの状態を確認できます。また、ショート保護、逆接続保護、高/低電圧保護、逆電流保護、過熱保護などの機能を搭載しており、安全性にも配慮されています。
バッテリー残量はデジタルで表示されますので、詳細な残量が確認可能です。
BEATIT B7 ジャンプスターターも24ヶ月の長期保証に対応しており、こちらもまた優等生なモバイルバッテリーです。
Flylinktech ジャンプスターター
20000mAhバッテリー容量で最大電流1500Aの「Flylinktech ジャンプスターター」です。
すべてのガソリン車と7.0L以下のディーゼル車に対応しています。
YABER ジャンプスターターと同じく、IP68の防水性能がありますので、雨や雪の日でも安心して使うことができます。
YABER ジャンプスターターは「ショート保護・逆接続保護・過放電保護・過電流保護・逆充電保護・高電圧保護・低電圧保護・強制始動機能・過熱保護」などの安全機能を搭載。こういうのって使う時に爆発したりしないか不安になったりするのですが、これだけ配慮されていると安心です。
スマホの充電もQC3.0に対応しており、急速充電も可能です。
YABER ジャンプスターター 12000mAh
最初に紹介したYABER ジャンプスターターの容量が小さいモデルで、12000mAhのバッテリー容量と最大電流800Aになります。
4リッターまでのガソリン車と2リッターまでのディーゼル車に対応しています。
容量が小さいと言っても、800Aあれば十分なレベルです。容量が小さい分、20000mAhのモデルよりも4,000円近く安くなっています。
こちらもIP66の防水性能を搭載しているので、雨に濡れても安心です。
価格を抑えているからか、USBの出力端子がひとつでQCにも対応していません。
なので、基本的にはジャンプスターターメインの使用で、万一のために常備しておくという使い方になるかなと思います。そうはいっても12000mAhありますので、災害時にももちろん役立ちますけどね。
低価格で、とにかくジャンプスターターの役割を果たしてくれれば十分という方にはオススメです。
まとめ
今回は「ジャンプスターター対応モバイルバッテリーおすすめ5選!緊急時に1台あると安心です」をご紹介しました。
5つほどご紹介しましたが、どれも安全性と実用性を調査してピックアップしました。
ジャンプスターターとしてでなく、災害時用にも使いたいのであれば「YABER ジャンプスターター 20000mAh」、バッテリーとしての安定性やメーカーの信頼度なら「Anker Roav ジャンプスターター Pro」がオススメです。
バッテリーっていつ上がるかわかりません。旅先のひと気のないところで上がったりしたら最悪なので、1台持っておくと安心してドライブにも出かけられると思います。
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