「そろそろ完全分離型のワイヤレスイヤホンを買いたいけど、高いんだよな~...」なんて人に超オススメなのが SoundPEATS(サウンドピーツ)の 『TrueFree+』です。
SoundPEATSといえば中国のガジェットメーカーですが、低価格ながら高品質の製品でAmazonなどでは絶大な人気を誇るメーカーです。
雑誌などでもよく登場しているので、ますます人気は高まっています。
さて、そんなSoundPEATSから発売されている完全分離型ワイヤレスイヤホンの『TrueFree+』ですが、Amazonでは3,000円台というかなりの安値で販売されています(セール時には2,000円台になることもあります)
でも、安かろう悪かろうじゃ購入しても後悔するだけですよね。
そこで今回は『 SoundPEATS(サウンドピーツ) TrueFree+』を実際に使ってみて、良かったところ、悪かったところを正直にレビューしたいと思います。ぜひ購入前の参考にしてください。
本記事はメーカー様から商品をご提供頂いて作成しています。
SoundPEATS(サウンドピーツ) TrueFree+の外観と同梱物
シンプルなパッケージです。
充電ケース。プラスチック製で高級感はありませんが、この価格なら仕方ないでしょう。
大きさは手のひらサイズです。ポケットにも入れられるくらいのコンパクトサイズですね。これくらいな持ち運ぶのも面倒じゃないでしょう。
充電ケースの中に本体が収納。磁石でパチンと吸い付きます。写真だと分かりづらいですが、収納部分の面が少し湾曲しているので、少し取り出しにくいかなという印象。まあストレス感じるほど取り出しにくいわけではないです。
イヤホン本体。シンプルなデザインですね。「S」のロゴ部分が物理スイッチになっています。タッチセンサーではありません。
重さは片方で5g。もはや付けているのを忘れそうに軽いです。
充電ケースと本体で50gです。これまた軽いので、持ち運びも苦じゃありません。
充電ケースだけだと41gでした。
そのほか同梱品は「イヤーピース4つ」「USB充電ケーブル」「取扱説明書」です。
充電ケーブルはMicroUSBですが、ケーブルが短いのでほかのものを使った方がいいと思います。また充電器は付いてきませんので、別途用意する必要があります。ダイソーなんかにも売ってますし、スマホの充電器でも代用可能です。
イヤーピースは全部で4つです(XS,S,M,L)購入時はMサイズは装着されています。
完全分離型のワイヤレスイヤホンは耳から外れると探すのが大変なので、必ずご自分に合ったイヤーピースを付けて下さい。一応全部試してみるのがいいと思います。
充電ケーブルは充電ケース裏の入力ポートに接続します。
充電中は緑色のランプが点滅します。
イヤホンの連続再生は約4時間で充電ケースと合わせると約35時間の再生が可能です。普通に通勤・通学で使うには十分です。
SoundPEATS TrueFree+のベアリング方法
ベアリングはとても簡単です。
手順1.充電ケースから両方のイヤホンを外すと自動的にベアリングモードになります。
手順2.スマホの「設定」から「Bluetooth」を開き「SoundPEATS TrueFree+ R」と表示されている部分をタップします。
手順3.「接続済み」となればベアリング完了です。
一度設定してしまえば、次回からは電源を入れると自動的にベアリングされます。
TrueFree+は片耳モードもあります。その場合は収納ケースから片方だけ取り出してベアリングしましょう。
SoundPEATS TrueFree+の装着感と音質
完全分離型ワイヤレスイヤホンで一番心配なのが、耳から外れて落としてしまうことですよね。
なので、装着感はとても大事です。
実際に装着してみると、かなりホールド感があります。
ちょうど耳のくぼみのところにスッポリと収まる感じです。
私は毎日1時間近く走ったりウォーキングしたりしますが、外れる心配はありませんでした。ただし、先ほど言ったようにイヤーピースは必ず全部試して、一番しっくりくるものを装着して下さい。合っていないと外れる可能性が高くなります。
イヤホンのボタン操作で各種設定ができます。高級モデルだとタッチセンサー式のが主流になりつつありますが、反応が悪いものも多いので、個人的には物理ボタンのほうが操作はしやすく感じます。
イヤホンのボタン操作
- 右か左1回押す:再生・一時停止・受話・終話
- 右2回押す:曲送り
- 左2回押す:曲戻し
- 右か左1.5秒長押し:通話拒否
- 右か左1秒長押し:電源ON
- 右か左3秒長押し:電源OF
音質ですが、低音から高音までとてもバランス良く出ています。正直この値段でここまでの音質が出るとは思っていなかったので驚きでした。
ズンズンという重低音はありませんが、しっかりと低音も効かせていますし、シャカシャカした嫌な高音も発生しません、
とにかくクリアでバランスが良いです。ポップスとか聴くとちょうどいい感じですね。
変なクセがほとんどないので、万人受けするモデルだと思います。
私はSoundPEATSの完全分離型ではない左右ケーブル式のワイヤレスイヤホンも持っているのですが、そちらもクセのない音だったので、この辺の調整はすごくうまいメーカーですね。
ただし、コーデックはAACには対応しているのですが、どうやらApt-Xには非対応のようです。AACやApt-Xというのは圧縮方式のことで、従来のものよりも高音質が可能になっています。
AACがiPhone、Apt-XがAndroidの規格なので、Androidユーザーは従来のSBCコーデックになります。
ですが、ぶっちゃけ聴き比べないとわからないレベルだと思います。Androidでも試してみましたが、十分過ぎる音質なのでそれほど心配はいりません。
SoundPEATS TrueFree+のおすすめポイント
今までご紹介した以外のおすすめポイントです。
- Bluetooth5.0対応
- IPX4の防水仕様
- 自動ベアリング機能
Bluetooth5.0対応
Bluetooth5.0に対応したことにより、接続が途切れにくくなっています。
Bluetooth4.0とかだと満員電車で接続が途切れたりすることもあったのですが、今の所TrueFree+で途切れたことはありません。
またBluetooth5.0は有効範囲が広いので、スマホからかなり離れても接続が切れません。
うちは2階建ての一軒家ですが2階の一番端っこの部屋にスマホを置いて、1階の奥の部屋に行ったりしても接続は切れません。
とんでもない大豪邸でもない限りはスマホを持ち歩かなくても大丈夫です。
IPX4の防水仕様
スポーツをしながら音楽を楽しむ人も多いと思いますが、そんな時心配なのが防水性能ですよね。
TrueFree+はIPX4の防水仕様になっているので、汗くらいでしたら問題ありません。
IPX4は「水の飛まつに対して保護」できる仕様です。なので汗や少しの雨くらいなら問題ありません。ただし、めっちゃ汗かいて濡れてしまった時は一応すぐ拭きましょうね。
自動ベアリング機能
一度ベアリング設定をしてしまえば、あとは充電ケースから取り出すだけで勝手に接続してくれます。
接続解除も充電ケースに収納すれば自動的に電源OFFになり解除されます。
いちいち電源ボタンを押さなくてもいいのって、地味に楽チンで良いですよ。
TrueFree+のちょっと残念だったポイント
- イヤホンのボタン操作で音量調整ができない
- apt非対応
この2点は前にも言いましたが、イヤホンで音量調整できないのはちょっと面倒くさいです。
スマホをカバンに入れている時とかいちいち取り出す必要があるので。そんな頻繁に上げ下げすることも少ないかもしれませんが、今はたいてい音量調整できるモデルが多いので、できれば対応して欲しかったです。
また、イヤホン側で音量調整できないからか、スマホの音量を最大にしても少し音が小さく感じます。イヤホン自体の設計の問題でしょうか。ロックとか爆音で聴きたい時は少々不満かもしれません。あまりいないと思うけど...
あと、Apt-Xには非対応です。ただもともと音質が良いので、Androidで聞いていても十分クリアな音で楽しめます。
結局SoundPEATS TrueFree+は買いなのか?
結論から言えば3,000円台でこの音質は相当お買い得です。
1万円以上するようなイヤホンも使ってきて、それらと遜色ないといえば大げさかもしれませんが、肉薄する勢いと言っても過言じゃありません。
SoundPEATSの回し者じゃありませんが、3,000円台というモデルの中ではベストバイな選択でしょう。
「安いけどそれなりに高音質なワイヤレスイヤホンが欲しいな~」って人には本当にオススメできます。
ワイヤレスイヤホンを体験すると便利すぎて、もうほかのイヤホンを使えなくなっちゃいますよ。カバンの中でケーブルが絡まったりするちょっとしたイライラからも開放されます(笑)
まとめ
今回は「【 SoundPEATS(サウンドピーツ) TrueFree+ レビュー】3,000円台でこの音質はスゴイ!」をご紹介しました。
3,000円台だし、レビューの評価高くてもどうなのよってちょっと疑っていたのですが、実際驚きましたね。
もともとSoundPEATSには悪い印象なかったのですが、このTrueFree+も使用してみて、この値段でよく頑張ってるなって思います。
ちなみに、以前SoundPEATSの製品で不具合があったのですが、サポートに連絡したらすぐに新しいものと交換してくれました。TrueFree+も1年間の保証付きなので、安心して使用できます。
にしても、ここ数年の中国のガジェットメーカーの勢いはすごいですね。日本のメーカーもっと頑張ってくれよって感じです。
なにかわからないことがあれば、お問い合わせフォームよりご相談ください。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。