パソコンのスペックが低くても爆速で動くことで人気のChromebook。
Androidアプリも利用できるようになり、さらに活躍の場が広がりました。
こちらの記事でご紹介しているように、ChromiumOSを使えばお持ちのWindowsノートパソコンをChromebookのように使うことはできますが、純粋なChromeOSではありませんので、Androidアプリを使えなかったり、ネットワークにつながらなかったりなどの問題も出てきてしまいます。
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一番良いのはChromiumOSを使って、Chromebookが自分のやりたいことにマッチしているのかをまずは確認して、問題なさそうならChromebookを購入するのがオススメです。
今回は「やっぱりChromebook」が欲しいというあなたのために、最新の人気Chromebookをご紹介します。
どれもはじめての一台に最適なコスパの高いモデルですので、ご自分にあったものを検討してみてください。
Chromebookを選ぶときのポイント
Androidアプリを入れる場合は容量は最低でも32GB 以上
Chromebookはクラウド上にデータを保存するので、WindowsノートPCのように容量を気にすることはあまりないのですが、Androidアプリを利用する場合はパソコンのストレージに保存されますので、最低でも32GB以上の容量はあったほうが安心です。
16GBのモデルもあるのですが、もしAndroidアプリも使っていきたいなら、32GB以上にしておいたほうが良いでしょう。
バッテリー駆動時間が長くて軽いもの
Chromebookは家で使用するよりも外で使う場面のほうが多いと思うので、バッテリー駆動時間とパソコンの重量などは気にする必要があります。
バッテリー駆動時間は最低でも9時間以上は欲しいところですね。
また、モバイルバッテリーでも充電可能なPD対応機種だともっと安心です。
自動更新ポリシーが長いもの
Chromebookを購入する上で一番重要なのでが「自動更新ポリシー」です。
自動更新ポリシーとはChromeOSがアップデートされる期間になり、各Chromebookによってそれぞれ違います。
ようはWindowsのサポート期間のようなものですね。
自動更新ポリシーが切れても使えなくなるわけではないのですが、最新のChromeOSを使えなくなるので、今から購入する場合は自動更新ポリシーが長いモデルにしましょう。
ASUS Chromebook C223NA
11.6インチで重さは約1kg、約11.3時間のロングバッテリーでモバイルノートとしては抜群のパフォーマンスです。
CPU、RAM、ストレージなどをみても、ChromeOSを動かすには十分なスペックです。
価格も3万円台と安く自動更新ポリシーも2023年11月までありますので、はじめての1台なら迷わずASUS Chromebook C223NAをオススメします。
OS | ChromeOS |
CPU | インテル® Celeron® Dual-Core プロセッサー N3350 |
RAM | 4GB |
ストレージ | eMMC:32GB |
ディスプレイ | 11.6インチ LEDバックライト (1366x768) ノングレア Panel |
カメラ | 92 万画素Webカメラ |
ネットワーク | 無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth Bluetooth 4.0 |
入出力 | USB 3.0 × 1 マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 USB3.1 Type C Gen1 x 2 microSD カードスロット x 1 |
バッテリー | 約11.3時間 |
サイズ | 幅286 mm×奥行き199 mm×高さ17.25 mm |
重量 | 約999 g |
自動更新ポリシー | 2023年11月 |
価格や性能を考えると圧倒的にコスパに優れたモデルなのですが、一点だけ難点を上げるなら11.6インチ (1366x768) のノングレアHD液晶というところでしょうか。
You Tubeなどで動画なども楽しみたい場合などは、フルHDモデルのほうが良いかもしれません。
ただ、そこまで映像にこだわりがないのでしたら、文句なしの1台となっています。
ASUS Chromebook Flip C214MA
ASUS Chromebook Flip C214MAはとにかく堅牢性に優れたモデルで、本体側面と4つ角はすべてゴム製バンパーで保護されています。
米軍の耐久性基準もクリアしており、1.2mからの落下テストにも合格しています。
モバイルノートで一番怖いのはやはり落としたりして壊してしまうことなので、これはかなり心強いです。
また、液晶は360度回転するので、タブレットのように使うことも可能。
ASUSの公式ページを見ると、その堅牢性から子供の学習用みたいな感じで紹介されていますが、約12時間のロングバッテリーや堅牢性などを考えると、ノマドワーカーにこそ使って欲しいモデルだと思っています。
ほかのChromebookと比べると若干高くなりますが(58,800円)、全体のパフォーマンスの高さと自動更新ポリシーが2025年6月まであるので、相当先まで安心して使用することができます。
ちなみに、ASUS Chromebook Flip C214MAには「C214MA-BW0028」と「C214MA-BU0029」の2種類のモデルがあり、「C214MA-BW0028」のほうにはスタイラスペンが付属します。また液晶も「C214MA-BW0028」はグレア液晶、「C214MA-BU0029」はノングレア液晶になっています。
OS | ChromeOS |
CPU | インテル® Celeron® N4000 |
RAM | 4GB |
ストレージ | eMMC:32GB |
ディスプレイ | 11.6インチ LEDバックライト WXGA (1366x768) 10点マルチタッチ |
カメラ | アウトカメラ503 万画素、インカメラ92 万画素 |
ネットワーク | 無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth Bluetooth 4.0 |
入出力 | USB 3.1 (Type-C/Gen1) x 2 USB 3.0 x 1 マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 microSDカードスロット x 1 |
バッテリー | 約12時間 |
サイズ | 幅299 mm×奥行き199 mm×高さ19.5 ~20.1 mm |
重量 | 約1.29kg |
自動更新ポリシー | 2025年6月 |
ASUS Chromebook Flip C101PA
15.6mmの薄さと約900gの軽さでバッテリー駆動時間は9時間と、持ち運ぶには最適なモデルです。
またASUS Chromebook Flip C101PAの大きな特徴として、液晶パネルが360度回転するのでタブレットのように使うこともできます。
CPUが若干非力ではありますが、Chromebookとしてなら問題なくサクサク動きますし、自動更新ポリシーも2023年8月までなので、まだまだ余裕を持って使うことが可能です。
ただし、残念なことにストレージが16GBしかありません。Androidアプリを入れるにはちょっと心もとない感じですね。そこだけが本当に残念です。
OS | ChromeOS |
CPU | Made for Chromebooks, Hexa-core(Dual ARM® Cortex®-A72, Quad Cortex®-A53 big.LITTLE™ configuration) |
RAM | 4GB |
ストレージ | 16GB |
ディスプレイ | 10.1インチ LEDバックライト WXGA (1280x800) 10点マルチタッチ Touchscreen |
カメラ | 92 万画素Webカメラ |
ネットワーク | 無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth Bluetooth 4.0 |
入出力 | USB 3.1 (Type-C/Gen1) x 2 USB 2.0 x 1 マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
バッテリー | 9時間 |
サイズ | 幅262.8 mm×奥行き182.4 mm×高さ15.6 mm |
重量 | 約0.9 kg |
自動更新ポリシー | 2023年8月 |
ASUS Chromebook C423NA
はじめにご紹介した「ASUS Chromebook C223NA」はノングレアHD液晶でしたが、フルHDのもっと大きな画面のものを使いたいのでしたら「ASUS Chromebook C423NA」がオススメです。
こちらは14インチのフルHD液晶なので、動画などもキレイに観ることができます。
また、アルミニウムで仕上げられた筐体なので、ASUS Chromebook C223NAより堅牢性の面でも優れています。
14インチと少し大きくなってしまいますが、それが気にならないのでしたらスペック的にも非常にバランスの取れたモデルとなっています。
OS | ChromeOS |
CPU | インテル® Celeron® N3350 |
RAM | 4GB |
ストレージ | eMMC:GB |
14.0インチ LEDバックライト FHD (1920x1080) 60Hz ノングレア Panel | |
カメラ | 92 万画素Webカメラ |
ネットワーク | 無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth Bluetooth 4.0 |
入出力 | USB 3.1 (Type-A/Gen1) x 2 USB 3.0 x 2 マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 |
バッテリー | 約10時間 |
サイズ | 幅322.6 mm×奥行き228 mm×高さ16.1 cm |
重量 | 約1.25 kg |
自動更新ポリシー | 2023年11月 |
HP Chromebook x360 14
CORE i3、8GBメモリ、64GBのストレージ、フルHDディスプレイとWindowsマシンとしてもバリバリ使えるようなスペックになっています。
いくらChromebookが快適に動作するからといって、やはりCPUが非力だったりすると速度は低下しますが、これだけのスペックがあれば爆速で動きます。
また、液晶も360度回転しますので、タブレットとして動画を見たり、プレゼンで相手に見せるときにも役立ちます。
バッテリーも最大13.5時間と長時間持ちますので、まさに完璧な1台となっています。
ただし、これだけのスペックなので値段は高く、67,000円~となっています。
CORE i5のモデルもあるのですが、正直ChromebookでそこまでのCPUは必要ないと思いますので、i3で十分でしょう。
費用のことはいいから「Chromebookを使い倒したい!」という方には最適なモデルです。本格的にChromebookで仕事をしていくなら迷わずHP Chromebook x360 14をオススメします。
OS | ChromeOS |
CPU | インテル Core i3 / スーペリアモデル インテル Core i5 / エグゼクティブモデル |
RAM | 8GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 14インチ フルHD(1,920×1,080) グレア(光沢) IPSパネル |
カメラ | 92 万画素Webカメラ |
ネットワーク | 無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth Bluetooth 4.0 |
入出力 | USB3.1 Gen1 ×1 USB Type-C 3.1 Gen1 ×2 SDカードスロット ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 セキュリティスロット |
バッテリー | 約13.5時間 |
サイズ | 幅325mm×奥行き225mm×高さ14mm-16.5mm |
重量 | 約1.6kg |
自動更新ポリシー | 2024年6月 |
Acer Chromebook 11 N7 C731-F12M
Chromebookを試してみたいだけだから、とにかく安いモデルが欲しいのでしたらAcer Chromebook 11 N7 C731-F12Mが最適。
3万円を切る2万円台で購入可能です。
ただし、メモリが2GBでストレージが16GBしかありません。メモリ2GBだとさすがに動作は少しもっさりするでしょうし、ストレージが16GBだとAndroidアプリをあまり入れることはできません。
ちょっとした文章作成やネットの閲覧くらいに限られてくるかなといった感じですね。
まずはChromebookがどんなものか試してみたいという方には良いと思います。
OS | ChromeOS |
CPU | インテル® Celeron® プロセッサー N3060 |
RAM | 2GB |
ストレージ | 16GB |
ディスプレイ | 11.6インチ LEDバックライト WXGA(1366×768) 非光沢パネル |
カメラ | HD Web カメラ |
ネットワーク | 無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth Bluetooth 4.0 |
入出力 | USB3.0ポート×2 / ヘッドフォン/スピーカージャック×1 HDMI® 出力ポート(HDCP対応)×1 / ACアダプター用DCイン・ジャック×1 |
バッテリー | 約12時間 |
サイズ | 約297.6 x 22 x 210 mm |
重量 | 約1.35kg |
自動更新ポリシー | 2022年1月 |
Lenovo Chromebook S330
メモリ4GB、ストレージも32GBを装備し、バッテリーも約10時間の長時間駆動でありながら実売価格27,000円くらいで購入できるコスパ最高のモデルです。
CPUがMediaTek MT8173C 2.10GHzなのでちょっと非力ですが、Chromebookを動かすには問題ありません。
入門機としてはこれ以上ないモデルなのですが、発売時期が少し前になるので自動更新ポリシーが2022年6月になっています。
それでもあと2年ちょっとは使えますので、安くてそれなりのスペックを持ったChromebookが欲しいのであれば超おすすめな一台です。
OS | ChromeOS |
CPU | Made for Chromebooks, Hexa-core(Dual ARM® Cortex®-A72, Quad Cortex®-A53 big.LITTLE™ configuration) |
RAM | 4GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | LEDバックライト付 14.0型 HD TN液晶 (1366x768ドット、約1,677万色) 、光沢なし |
カメラ | 92 万画素Webカメラ |
ネットワーク | 無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth Bluetooth 4.0 |
入出力 | USB 3.1 x 2 USB 3.0 x 2 SDカードリーダー オーディオジャック |
バッテリー | 約10時間 |
サイズ | 約 325.7x232.4x20.8mm |
重量 | 約1.5 kg |
自動更新ポリシー | 2022年6月 |
HD液晶モデルとFHD液晶モデルがあるのですが、とりあえず試してみたいならHD液晶モデルで良いと思いますよ。
迷ったらこれを購入すれば間違いなし!
色々ご紹介してきましたが、やっぱりどれが一番いいのかわからない。そんなときはこの2台がオススメです。
モバイルに便利な小型モデルなら「ASUS Chromebook C223NA」
14インチの大きな画面で作業したいなら「ASUS Chromebook C423NA」
どちらも価格とスペックを比較すると、とても優れたコスパの高いモデルとなっています。
はじめてのChromebookに最適な2台ですので、もしこれでChromebookが気に入ったのなら、さらに上のモデルを購入してみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は「<2019>おすすめのChromebook最新機種BEST7!はじめてのChromebook購入編」をご紹介しました。
最近急激にChromebookの人気が高まり、多くのメーカーさんが発売してきていますね。
そうなると選ぶ方は色々と迷ってしまうわけですが、今回ご紹介したモデルはどれもコスパに優れていて、はじめての一台にはオススメの人気モデルとなっています。
「どれにしようかよくわからないな~」という方はご紹介したモデルをぜひ検討してみてください。
なにかわからないことがあれば、お問い合わせフォームよりご相談ください。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。